昼寝7話 ページ7
凛side
『…』
Aはこっちを見て何かを伝えようとしている
凛「んだよ」
『…凛って俺の事…す、好きな、の…?』
恥ずかしそうにしながら聞いてくる
凛「今更気づいたのかよ」
何年お前のこと想ってると思ってんだ
ずっとAを見ていた
Aに恋をしていた
それに気づいたのはそんな遅くなかった
けど、この気持ちを言うつもりは無かった
秘密にするつもりだった
けど、せめて想うことは_______
と思いAのことを想い続けてた
多分この気持ちもいつか晴れる時が来るだろうと信じてた
いや、信じたかった
だって…この気持ちはダメなんだ持っちゃいけない
なのに
Aはいつまでも絶やすことなく俺に優しくする
笑顔を向ける
どんな時だってあの時も…あのときだって
なぁA
俺はどれだけお前に溺れればいい
好きで好きでこの気持ちが器から溢れ出そうだった
押さえ込んでた押さえ込んでたのに
Aはみんなから好かれる
そんなん分かってた
Aのことを想ってるやつなんて“
Aが練習に行こうとすると潔がついて行く
Aが飯を食べに行こうとすると凪や御影がついて行く
Aが風呂に行こうとすると蜂楽、千切がついて行く
他にも行動する時は誰かしらと一緒だ
この溜め込んでいた気持ちは直ぐに溢れ出た
我慢なんて出来るわけなかった
自分の思い続けていた人を誰かに取られる
この込み上げてきた怒りをどこにやればいいのか分からなかった
だから、いっその事この気持ちを殺して…とも思った
けど_______
Aの存在が俺を諦めさせなかった
凛「お前が俺をこうしたんだ…責任とれよ」
『…責任?』
凛「…隣にい『…隣にいるだけでいいの?』…お前が隣に居いろって言ったろ」
俺の言葉が分かったかのように俺の言葉を濁すA
『そーだけど…ねぇ凛___もっと欲張りなよ』
『俺の事欲しいんでしょ?違う?』
挑発するようにAは話す
凛「…お前意味わかって言ってんのかよ」
『当たり前』
ニヤッと笑うA
『ねぇ、凛』
甘い声で俺の名前を呼ぶA
その声で溶けてしまいそうなくらいに俺はきっとお前に溺れてる
俺は耐えられないと思って直ぐにAに向けていた視線を外す
『俺の気持ちから目をそらさないで』
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かさ(プロフ) - Light!!Clear!!さん» すみません!めちゃくちゃ忘れてました!ありがとうございます! (5月14日 22時) (レス) id: 82f5c86142 (このIDを非表示/違反報告)
Light!!Clear!!(プロフ) - オ/リフラたってますよ〜!めっちゃくちゃ作品です!更新頑張ってください\(*⌒0⌒)♪ (5月13日 22時) (レス) @page1 id: b456d54896 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かさ | 作成日時:2023年5月13日 12時