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今日は朝からテンション低め。
なんでかって?
...大嫌いな体育があるから。
しかもバスケ。
『...はぁ』
家を出た瞬間から、もう帰りたい。
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ピーッ
りお「A!パス!」
『っわ!』
あ、やばい
ゴンッ
橘A、バスケボールを見事に顔面キャッチ
いたしました
りお「ごめんA!大丈夫...?(°°;)」
『大丈夫大丈夫...(笑) 保健室行ってくるね』
残りの体育はやらなくて済むじゃん、ラッキー
...顔は痛いけど(笑)
ガラッ
『すいませーん、』
あれ、保健室の先生休み?
ま、いいや座っとこ
ガサガサッ
『えっなに...』
シャー
菊池「あれ、橘。」
『菊池...先生。』
ベッドを仕切ってるカーテンが開いて
菊池先生が出てきた
そういえば、放課後のあれ以来まともに話して
なかったっけ
菊池「どした?怪我でもしたか?(笑)」
『あ、いや...バスケボール顔面キャッチしました』
絶対バカにされるやつだよ、これ
菊池「...は!?おまっ、馬鹿だろ!」
菊池「とりあえず保冷剤...あ、湿布の方が...」
『え、』
私の予想を裏切って、かなり焦ってる菊池先生
独り言を言いながら、多分使ったことがないのであろう保健室をバタバタと動き回っている
菊池「とりあえず、おでこは湿布。
鼻はこの保冷剤で冷やしておいて。」
『ありがとうございます』
菊池先生でも、こんなテンパることあるんだ
なんか...可愛い(笑)
あ、そういえば
『菊池先生、ここで何してたんですか?』
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作者名:かのん | 作成日時:2017年3月18日 1時