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『やめて…ください』
なんとか絞り出せたその一言は震えていて、弱々しい。
SY「は？誰に向かって言ってんの？」
写真を撮るのをやめたソヨンさんは私のところまできて、屈んだと思ったら前髪を掴んで引っ張ってきた。
『痛いっ…離してっ』
SY「あんたさ、ベクからの連絡があってルンルンできたんでしょ？笑」
SY「あんたが必死に練習してた時、私ベクとヤッてたのよ？ベクから迫ってきてね」
『そんなの、嘘に決まってるっ！！ベクオッパは別れたって…』
SY「別れてないわよ。自分の都合のいいように考えるその頭どうにかしたほうがいいんじゃない？」
前髪を引っ張られている痛さからか悲しさからか涙が出てきた。
SY「泣けばなんでも許されてきたのかな、あんた。いーっつも誰かが来てくれたんでしょ？」
SY「若いだけでちやほやされて…。私はここまで来るのに苦労したのに…。」
『私だって…辛かった時ぐらいありますっ』
練習生の頃誰よりも泣いていた。
誰かがそばに来てくれたことなんて、あの時は一度もなかった。
今だって、ひどい評価をもらったり叩かれたり全部がいいことじゃない。
それでも、今の私にはメンバーのみんなやギョンスオッパ、大好きでたまらないベクオッパ
がいてくれてる。
こんな可哀想な人に負けたくない
SY「は？なに？」
『ソヨンさんは…可哀想な人です。こんなことして、今までのものが全部水の泡に…』
SY「あんた今自分の立場わかってんの？黙りなさいよっ！！」
おもいっきり振り上げられたソヨンさんの手は握りこぶしになっていて瞬時に目をつぶった。
殴られるっ
顔にくる痛みに耐えようとしていても、一向に顔に何も感じない。
ゆっくり目を開けるとそこには
BH「お前…何しようとしてんだよ」
ソヨンさんの腕を掴んで今まで見たこともないくらい怒っているベクオッパの姿があった。
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ぱくつか(プロフ) - 完結お疲れ様でした！いつも、楽しみにしていたので終わってしまうのは寂しいですが、これからも頑張ってください！！ (2017年6月25日 9時) (
レス) id: b88419b257 (このIDを非表示/違反報告)
いなりちゃん(プロフ) - ななさん» 本当にありがとうございました！！ (2017年6月24日 9時) (レス) id: a75999dccb (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この作品、ほんとに大好きです！！！お疲れさまです (*´∀`)♪ (2017年6月24日 8時) (レス) id: ac99598de0 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - このお話大好き!! (2017年6月8日 9時) (レス) id: ece523db3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - おかえりなさーい!!やっぱり、まだまだありそうですね（笑）楽しみにしてまーす (2017年6月8日 3時) (レス) id: e9870e4d07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いなりちゃん
| 作成日時：2017年5月23日 14時
