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Aside
伊 ｢忘れてない？Aちゃんには強いボディガードがいること。｣
貴 ｢え？｣
伊 ｢はるかくん。言ったでしょ、Aちゃんは1人じゃないって。だから大丈夫。｣
そっか…私には、はるかがいる。
伊 ｢このチャンス逃したらもう戻れないかもよ？それでも後悔しない？｣
貴 ｢嫌だ。このままなんて嫌だ。｣
伊 ｢Aちゃんは1歩ずつ確実に前に進んでる。自分の気持ちに素直になろう？｣
貴 ｢私…文化祭出たい。みんなと楽しい思い出作りたい。教室に戻りたい。｣
伊 ｢うんうん。それでいいんだよ。｣
私は、鞄を持ち学校へ向かって走り出した。
伊 ｢頑張れ。｣
今までにないくらいの速さで走った。
２年Ｃ組。ここが私のクラス。
大丈夫。何も怖くない。
自分の気持ちに素直になるのよ。私。
負けるな。私。
貴 ｢ふぅ…。｣
ガラッ
大きく深呼吸をして教室のドアを開けた。
は ｢A…！？｣
そして、迷わず朝の子たちの所へ。
貴 ｢あの…っ、私…ずっとサボってて、何にも協力出来てなくて…こんなこと言える立場じゃないのはわかってるけど…｣
みんなの視線が私に集まる。
貴 ｢足手まといになるかもしれないけど…みんなと一緒に文化祭、出たい。思い出作りたい。だから、参加させて下さい。えっと…お願いします！｣
私がそう言うと、教室内が拍手と歓声に包まれた。
｢待ってたよ！｣
｢おかえり！Aちゃん！｣
｢一緒に最高の文化祭にしようね！｣
｢A！よろしくね！｣
｢Aが来てくれたからうちのクラス優勝間違いないぞ〜！｣
私の居場所はちゃんとあった。
変わらないみんなの優しさに涙がこぼれた。
はるかは、そんな私を見て頷いてくれた。
やっぱり私は1人じゃないんだ。
こんなにも支えられているんだ。
こうして私は1年振りに教室復帰を果たした。
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腐女神だぜ☆(プロフ) - 面白いです。続きは無いのでしょうか。これからも良い作品作ってください。頑張ってください。応援してます。 (2019年7月1日 23時) (
レス) id: b63828eb3d (このIDを非表示/違反報告)
AYa(プロフ) - 兄こまシーズンとっくに終わってしまったのですが、続き待ってます。頑張って下さい！！ (2019年3月3日 16時) (レス) id: 2f4b18a3cd (このIDを非表示/違反報告)
ユラ(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります。よろしくお願いしますm(_ _)m (2018年6月29日 21時) (レス) id: 90b1b20ca6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんばんわ。一気に読ませていただきました。続きが気になって仕方がありません。楽しみに待ってます。 (2018年6月17日 19時) (レス) id: 8cae488022 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！お兄かっこいいですよね！兄こま私も大好きです！ (2018年5月16日 23時) (レス) id: 90b1b20ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユラ | 作成日時：2018年4月12日 12時
