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Aside
私は、自室に逃げた。
全身の震えが止まらない。
きっと今頃お父さんは本当のことを
話しているんだろう…。
貴 ｢はぁ…。｣
コンコン
父 ｢A。出てきてくれ。｣
しばらくしたらお父さんが来た。
はるかが私と話をしたいって。
父 ｢大丈夫か？無理することはないんだぞ。｣
貴 ｢大丈夫。秘密はいつか必ずバレる。｣
父 ｢A…。｣
そう、秘密を隠し通すことはできない。
そんなのとっくに分かってる。
お父さんの前では平静を装ってるけど…
けど、本当はこんなの嫌だ。
話なんてしたくない。顔も合わせたくない。
だって、事実を明白にしてしまったら？
私はどうなるの…？
みんなとの関係が壊れちゃう…？
そんなことばかり考えてしまう。
大丈夫なわけないよ。
今すぐに逃げたい。逃げたいけど…
貴 ｢私は、逃げない。逃げちゃダメなの。｣
私は、強く拳を握りしめた。
父 ｢そうか。ならいいんだ。｣
私の居場所はここに在る。
前に慧くんがそう言ってくれた。
だから、信じて1歩踏み出す。
今まで立ち止まって逃げてきたけど
はるかが1歩進もうとしているんだ…
私も、1歩進んで行かなきゃ。
例え、どんなことになっても。
現実を受け止めなきゃ。
大事な家族だからこそ…。
貴 ｢ふぅ…。｣
深く、深く深呼吸をして
は ｢A…。｣
私は、はるかのところへ向かった。
でも、お互いなかなか話し出せなくて
しばらく沈黙が続いた。
は ｢Aは…俺たちと血が繋がってないのか？｣
先に沈黙を破ったのは、はるかだった。
貴 ｢うん。私は、みんなと血が繋がってない。｣
は ｢…。｣
貴 ｢ごめんなさい。ずっと黙ってて。嘘をついて。｣
もう後戻りはできないから。
進むしかないから。
貴 ｢私は、、、｣
さぁ、私の過去の話をしましょう。
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腐女神だぜ☆(プロフ) - 面白いです。続きは無いのでしょうか。これからも良い作品作ってください。頑張ってください。応援してます。 (2019年7月1日 23時) (
レス) id: b63828eb3d (このIDを非表示/違反報告)
AYa(プロフ) - 兄こまシーズンとっくに終わってしまったのですが、続き待ってます。頑張って下さい！！ (2019年3月3日 16時) (レス) id: 2f4b18a3cd (このIDを非表示/違反報告)
ユラ(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります。よろしくお願いしますm(_ _)m (2018年6月29日 21時) (レス) id: 90b1b20ca6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんばんわ。一気に読ませていただきました。続きが気になって仕方がありません。楽しみに待ってます。 (2018年6月17日 19時) (レス) id: 8cae488022 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！お兄かっこいいですよね！兄こま私も大好きです！ (2018年5月16日 23時) (レス) id: 90b1b20ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユラ | 作成日時：2018年4月12日 12時
