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Aside
せ 「初恋の人は絶対なの!」
こりゃあ、諦める気はなさそうだな。
せとかは結局、高嶺一筋だったってことか。
貴 「だったら仲良くしてればいいのに。」
せ 「だって…あー!私のばかばかばかばかばかばかばかばかばかーーーーーー!!!!!」
貴 「まぁ、落ち着きなって。」
は 「あんなやつのどこがいいんだよ。」
貴 「こら、はるかお口チャック。」
もはや自己嫌悪に陥っているせとかと
高嶺に好意を寄せるせとかに嫉妬している
はるかの図でした。
本当に極度のシスコンなんだから。
はるかは高嶺が嫌なんじゃなくて、
せとかを取られるのが嫌なんだもんね。
貴 「せとか。お風呂入っといで。ストレス発散になるよ。」
せ 「そうする!!」
そうして、せとかは元気にお風呂に行きました。
貴 「私、洗い物しちゃうから。はるか、お父さんのこと起こしてあげて。」
は 「ああ。」
まさか、この後あんなことになるなんて
思ってもみなかったけどね。
は 「おい。おやじ。部屋で寝ろよ。風邪ひくぞ。」
父 「…。」
は 「ったく。おーい!おやじ!」
もー。お父さんたら。
お酒なんか飲むからこんなことになるのよ。
しょうがないな、、、
貴 「はるか〜、お父さん起きないだろうから毛布…」
見かねて私は毛布を持っていった。
は 「…。」
はるかがお父さんのケータイを見つめたまま
フリーズしている。
まさか、浮気してたとか、、、?
貴 「ねぇ、どうしたの…」
私もケータイを覗こうとしたとき
はるかが何かをつぶやいた。
は 「血が…繋がってない…?」
私は、その言葉に耳を疑った。
え…、なんで…?
もしかして…バレたの…?
はるか…そこには何が書いてあったの?
お父さん…何を見ていたの?
は 「どういうことだよ…ユラ…。」
はるかは、深刻そうな顔で私を見た。
貴 「…っ!」
私は怖くなってその場から逃げた。
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腐女神だぜ☆(プロフ) - 面白いです。続きは無いのでしょうか。これからも良い作品作ってください。頑張ってください。応援してます。 (2019年7月1日 23時) (レス) id: b63828eb3d (このIDを非表示/違反報告)
AYa(プロフ) - 兄こまシーズンとっくに終わってしまったのですが、続き待ってます。頑張って下さい!! (2019年3月3日 16時) (レス) id: 2f4b18a3cd (このIDを非表示/違反報告)
ユラ(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります。よろしくお願いしますm(_ _)m (2018年6月29日 21時) (レス) id: 90b1b20ca6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんばんわ。一気に読ませていただきました。続きが気になって仕方がありません。楽しみに待ってます。 (2018年6月17日 19時) (レス) id: 8cae488022 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます!お兄かっこいいですよね!兄こま私も大好きです! (2018年5月16日 23時) (レス) id: 90b1b20ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユラ | 作成日時:2018年4月12日 12時