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あまりに怯えるものだから、少し楽しくなって放置していたが、やりすぎれば彼の威厳というものが消えていく
ましてやここは、たくさんの兵のいる食堂だ
威厳のない大将など見せる訳にも行かず、私はため息混じりに先輩の予感を否定した
「先輩。そんなに怯えなくとも、仕事をサボって訓練に明け暮れていたことに対しての説教は今はしませんよ
とりあえず、今は都合よくショッピくんもいるので、例の遠征の件に関しての話を進めたく思うのですが」
「え。…ああ、我々国か」
彼は少し間を開けて、遠征予定の国の名を口にした
ショッピくんは、わけも分からずキョロキョロと私や先輩の顔を交互に見ている
それを見て、私は彼にその遠征内容を伝えた
「ショッピくんにはまだ言っていなかったが、近々私と君で最近勢力を伸ばしつつある我々国に視察をしに向かう
我々国といえば、君も1度は耳にしたことがあるだろうが、かなり危険な国だ。この国とは隣接はしていないものの、決して見て見ぬふりはできない
そのために、まずは私と君でその国をこの目で見てみようというわけだ。ま、殆ど旅行のようなものだがな」
「え、Aさんと二人っきりで旅行っていうことですか！？」
「まあ、そう理解してもらうのが1番手っ取り早いだろうな」
少し頷くのは戸惑ったが、その質問に対して肯定すれば、彼は目を輝かせてガッツポーズをした
デスクワークが減ると思ったのだろうか？
私は流石にその勘違いは可哀想であると思い、咄嗟に弁解した
「言っておくが、デスクワークは通常通りだぞ」
「えっ……いや、それでもAさんと旅行できるなら俺はそれくらいやってみせますよ」
私はそう言い切った彼に、心底驚いた
今日の彼はなんだかおかしい
そう思ったが、口に出さずに飲み込むことにした
「万が一の事があったら、俺に連絡しろよ？
お前らは俺の大切な仲間なんだからな」
「ふふ、くれぐれも私のいない間に私の仕事を増やすような真似だけはしないようにお願いしますよ」
「ぜ、善処する…」
一瞬、胸をドンと叩いて頼りになる先輩っぽくいいことを言った彼は、私の一言で急に大人しくなる
これでも私より階級は上なのだから、そろそろ戦闘面以外でもしっかりして欲しいものなのだが、きっとこれは性格上の問題であるから治すのは難しいのであろうと、私は肩を落とした
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レイン(プロフ) - 満那乃さん» ありがとうございます！せ、先輩落ち…メンバーではないのでちょっと難しいですね（汗）ロボロは私の力量不足で書けないので、これに関しては本当に申し訳ないです…でも、エミさんとショッピくんに関しては、頑張れば書けるかもです！更新頑張りますね！！ (2018年7月14日 23時) (
レス) id: 61ce060edd (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 卯月さん» お待たせ致しました、コネシマです！流石にわかりきった展開でしたが、とても楽しんでいただけているようでなによりです。更新頑張ります！ (2018年7月10日 21時) (レス) id: 61ce060edd (このIDを非表示/違反報告)
卯月 - ぎゃああああああ！！！え？絶対シッマだよね！？え？しんどい.....展開すこ.....来ると思ってたけど、鳥肌立ったわ.......あ、いきなりすいませ〜ん。続き楽しみに待ってます！！ (2018年7月10日 21時) (レス) id: e6c3e89a34 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - うたさん» ありがとうございます！言葉選びには結構こだわっているところもありますので、文章が綺麗と言っていただけたのはとても嬉しいです。更新頑張りますね！ (2018年7月8日 10時) (レス) id: 61ce060edd (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - こんばんは、初めてコメント失礼します。前々から作品を読ませて頂いているのですが、やはりとても文章が綺麗で引き込まれます...！これからも更新楽しみにお待ちしております！！ (2018年7月7日 23時) (レス) id: 8e60c95a83 (このIDを非表示/違反報告)
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