高校生活三十日目 ページ32
あの後LINEを三人がかりで教えてもらった
やべぇ、スタンプめっちゃ使える←
そうして、敦君と龍之介君に別れを告げ
やっとのことで百貨店にとうちゃーく
中「あー、そういや
俺買いたいものあるんだわ」
貴「おー、そうかそうか
どうせ帽子とかだろうが、行ってこい」
帽子じゃねぇ!!と、特にいらない報告をしてくる中也を送り出し
私は近くにあったベンチに腰掛けた
そして間もなく、私はピンチに陥ることとなる
ーーーーー
「よぉ、ネーチャン」
おう、これはまた珍しい
巷で噂のナンパというものだな!
貴「なんでしょう」
「うわっ、近くで見たらスッゲー美人じゃん」
「一人でいるくらいなら、俺らと遊ぼうぜー」
ふむ、ウザイ((キッパリ
こういうのは、話が通じないから
暴力で解決するのが一番なのです
そう思って、私は立ち上がり
目の前にいた男の脇腹に蹴りを入れた
だが、思ったより飛ばない
違和感を感じ、首をかしげたが
その理由はすぐに判った
貴「(前世より私弱いんだった!!)」
「て、テメェ…この糞女!!」
よし、逃げよう
「待てー!!」
待てと云われて待つ馬鹿がいるかっつーの!
かなり必死で逃げるが
当然、脚力も落ちたわけで
「ハァ…ハァ…捕まえたぞ!!」
貴「で、デスヨネー」
やべぇ、私死んだわコレ
離せー、ともがいてみるも
男の方が力は強く
諦めようとした………その時だった
「オニーサン達、そのこの手を離してくれない?」
なんと、谷崎君とナオミちゃんがそこにいたのだ
そして、谷崎君の手には携帯が
谷「警察を呼んだ。君達が捕まるのも時間の問題だよ」
その一言で、男達は逃げていった
「覚えてろよ」だって?
誰1人私は覚えてませんよ
谷「大丈夫ですか?」
ナ「兄様!足、怪我していますわ」
谷「ホントだ。立てますか?」
貴「大丈夫、ありがとう」
谷「どう致しまして。では、僕達はこれで…」
貴「待って!聞きたいことがあるんだけど…
君達は前世の記憶ってある?」
その言葉に反応したのは谷崎君だけだった
谷「Aさんも、前世の記憶があったンですね
ナオミにはなくって…てっきり僕だけかと…」
貴「ナオミちゃんにはないのか…」
私はナオミちゃんの顔を見た
何を話しているのか判らないって感じの顔だ
貴「取り敢えず、もう少し詳しく話が聞きたい
ちょっと、こっちへ来てくれる?」
191人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レイン(プロフ) - てぃーめいさん» あ!ホントですね!!教えていただきありがとうございます!!(>_<) (2016年9月25日 1時) (レス) id: 1609605f3b (このIDを非表示/違反報告)
てぃーめい(プロフ) - 谷崎さんの呼称は僕ですよ〜 (2016年9月25日 0時) (レス) id: 00aed15630 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 響(キョウ)さん» 中也は苦労人だけど可愛いですよね!身長でいじられる中也大好きなんです!!←更新頑張りまっす! (2016年8月27日 17時) (レス) id: 1609605f3b (このIDを非表示/違反報告)
響(キョウ)(プロフ) - めっちゃ…めっちゃ面白いですっ!!中也が可愛い…更新頑張ってください!!! (2016年8月27日 16時) (レス) id: fd11e57512 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - ヒスイさん» 見て下さり、ありがとうございます((。´・ω・)。´_ _))ペコリ面白いと言っていただけて本当に嬉しいです!! (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1609605f3b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レイン | 作成日時:2016年8月4日 19時