【文スト】生まれ変わったら、また一緒に【太宰治】

高校生活十四日目 ページ16

貴「さてと、次は梶井先生と与謝野先生と尾崎先生の誰のところへ行く？」


因みに、今は昼休みという名の長い休み時間ではない

書きていないだけで授業を挟んでいる

つまり、休み時間になって国木田さんへの第一声が冒頭の通りとなっていた


国「ここに来て第一声がそれか

……先生になった人達は危ない人が多いからな



梶井先生辺りから行ったほうがいいんじゃないか？」


というか、俺は次の授業は移動だから付き合わないぞ


と、誘う前から断られた



貴「んじゃあ、ひとりで行ってきますかね」



私は取り敢えず理科室に向かった



ーーーーー

〈国木田side〉


太「…あの子と仲いいんだね、国木田君」


国「…羨ましいのか？」


太「真逆！あの子、かなり私のことを付け回してくるのだよ
羨ましいどころか、国木田君が可哀想で仕方ないね」


嘘だな


なら、なぜそんなに悲しい顔をする


国「可哀想なのは貴様と緋原だ(ﾎﾞｿｯ)」

太「国木田君何か云った？」


国「…次移動だぞ」


太「え、ちょ、待ってよ国木田君！」



本当、何故太宰には記憶がないんだ




早く思い出してやれ



彼奴を狙う奴らは予想以上に多いのだぞ、太宰

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