北ちゃんの恋人は片寄涼太の妹 (ページ25)

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熱 4 ページ25

北人side

『A、薬飲もう。』

紅い顔をしているAは辛そうに見えて、
代われるなら変わってやりたい。そう思うくらいだ。

『起きて。』

ゆさゆさと肩を揺さぶると、ゆっくりと目を開いた

『薬、飲もう？』

A「粉？錠剤？」

『粉だけど？』

A「うぅ…苦いじゃん…」

『粉、嫌？』

A「やだっ。」

なんで、こんなに子供っぽいのに、こんなに愛おしいんだろう。

『頑張ったら、Aの言うこと1つ聞いてあげる』

A「頑張る。」

『水持ってくるから』

A「はぁい」

『水、持ってきたよ。』

A「ん。」

『はい。頑張れ。』

薬を手渡すと、Aは直ぐに薬の袋を開けた。

A「苦そう…」

なんて言いながら眉間に皺を寄せてる。可愛い

『大丈夫。大丈夫。』

頭を撫でると、決心がついたのか、

A「頑張る、、うぅ…」

と言った。
口の中に水を入れて、粉薬を飲んだ。
その後すぐに、残った水を全部飲んだ。

A「うぇっ…にがい…」

『頑張った、頑張った。』

A「お願い。ぎゅってして？」

『ぎゅーっ』

オマケに頭をポンポンすると、顔を真っ赤にしてた。

A「北ちゃん…？長くない？」

『充電中』

A「Aも充電する。」

なんでこんなに可愛いの～！？
なんて、思いながら
５分くらい抱きしめ合ってた

『充電完了』

A「Aも。」

『じゃあ、寝よっか。』

A「布団、押し入れの中だから、敷いて一緒に寝よ？」

『うん。』

はぁぁぁぁぁぁ♡
なんでこんなに可愛いの～！？←2回目

Aのベッドの隣に布団を敷いて、ゴロンと
寝っ転がった。

A「なんか話そう？」

『いいよ。』

A「ん～…あ、私、写真…集だすよ…」

『ふーん。写真しゅ…う？何それ！』

A「ｽｰｯ…」

『あ…寝ちゃった？』

薬の副作用なのか、眠ってしまった。

『おやすみ』

Aの唇にキスを落として、俺も一緒に眠りについた。

・

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次の日…

『おはよう』

A「おはよう！昨日はありがと！」

昨日の熱が嘘のように、引いて、朝から抱きついてきた。

『好き』

A「うん。私も。好きだよ。」

もう1度、触れるだけのキスをした。
熱を出されるのは困るけど、可愛い1面が見れたからOKかな