小悪魔の妹は皆さんから愛されているようで3 (ページ40)

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140話ページ40

陸「合格!?7人、全員!?」

貴方「そうだよ、陸にぃ!皆さんも、おめでとうございます!」

手放しで喜ぶ人、驚きを隠せない人、感謝を示す人……反応は様々だったけど皆から嬉しい気持ちが伝わってくる。

壮五「ありがとう二人とも、二人が働きかけてくれたんだろう?」

紡「いえ!皆さんが魅力的だからですよ」

私は和気あいあいとした空気を見ながら真剣に考えた。

このまま無事に彼らがデビューすれば私は……

天にぃと離れることになるのだと。

たぶん、このグループとTRIGGERはライバル関係になるだろう。

貴方「(もし、ライバルグループのマネージャーをやってるって知ったら天にぃに嫌われちゃうのかな)」

一織「七瀬さんの妹さん」

貴方「は、はい!」

一織「先ほど彼女には伝えたのですが、貴方にも一応……前言は撤回します」

貴方「何を撤回するんですか?」

一織「信頼関係は結べたということです」

貴方「多少は撤回する気ないのですか?」

一織「始まったばかりなのでわかりませんからね、これからが……なので多少です」

彼は少しだけ早口でそう伝えてきた。

貴方「うん!こちらこそ!よろしくお願いします」

その日紡ねぇや皆で考えた大切なグループ名

『IDOLISH7』

この名前を私は皆と一緒に世界中に届ける。

そして世界中を騒がすことになる。