小悪魔の妹は皆さんから愛されているようで3 (ページ39)

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139話ページ39

音晴「うーん……7人の面倒を見るのは大変だよ」

貴方・紡「一生懸命頑張ります!」

音晴「……絶対に?」

貴方・紡「絶対です!」

社長は少ししてから笑顔になり一言いった。

その言葉を待っていた、と。

音晴「君たちが3人を選んできたらあの子達はその程度アイドル、君たちもその程度のマネージャー」

社長の目に狂いはなかったけど………つまりは……

貴方「社長……最初から7人で売り出すつもりでしたってことですよね」

音晴「まぁね」

紡「ひどい!お父さん、騙したの!?」

貴方「つまりはマネジメントするためには皆の本当の実力を知った上で個性を輝かせなさいということを伝えたかった……ってことですか?」

音晴「崖っぷちにならないと分からないこともある、いい娘を持って嬉しいよ……天国の母さんもきっと喜んでる」

…………なんだかんだ、小鳥遊社長はすごい人だ。

音晴「明日は特別に赤飯弁当にしよう……新しいグループ結成のお祝いだからね」

そうして社長は私たちにもう一つ重要な仕事を任された。

カッコいいグループ名を考えてほしいと。

懐石弁当(仮)ではかわいそうだからと。

貴方「(懐石弁当(仮)って名前になってたんだ……)」

そして、私と紡ねぇは皆に全員合格ということを伝えにいった。