【君と僕。〜恋愛以上の幼馴染〜番外編】 好きな人。

第5話　葉桜 ページ6

＿＿＿＿＿＿＿＿次の日



あたしは要の家に泊まった。



あたしは、急に前に住んでいた家を見たくなった。
と言っても隣なんだけど。


あ「ねぇ、要」

要「あ？」

あ「今、住んでるの？あたしが住んでた家にさ」

要「住んでるよ、Aが引越してちょっとしてから引っ越してきた」

あ「へ〜.....」

要「親子だな。父、母、娘の」

あ「その子ってどんな子？」

要「あ〜、来たときは俺達と同じだったな」

あ「えっ!?そ、そうなんだぁ・・・」


あたしと同じ.....
ちょっと心配してる自分がいて。

でも、大丈夫と言っている自分が居る。


要「大丈夫だぞ、眼中にはAしかいないし」

あ「え？」

要「だから、好きはやつはお前しかいないって言ってんだよ」

あ「.....うん、あたしも要しかいないよ？好きな人///」

要「おう」









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ねぇ。





また自慢げに、嬉しげに言う君が
かっこいいって思ってしまって。

でも、それが嬉しい自分がいる。




桜が川に流れ、葵い葉が茂ってきたこの季節。

ピンクが消えて、緑になって葉桜に......



葉桜があの子で桜があたし。


でね？


君はあたしが、あの子にちょっと妬いたりしてしてること知らないでしょ？






＿＿＿＿＿＿＿＿＿なんて、言ってみたりね。




大切にしていたものが無くなって、


新しい葉が着ても、前の葉の面影を残して置きたいなんて。






君は考えたりしてたんだね。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

千鶴達って大学行ったんですかね？


今度大学のこと書いてみようかな....
って思ってます。

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