中性的だと損しかしないんだけど【刀剣乱舞】

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「私があれだけ可愛がってあげたのにまだ生意気言うの！？」


おいおい、ばかか？ばかなのか？あぁ頭のいってしまっている雌豚でしたね。


『喋るな、一期。あのさぁ。刀剣がお前を主だと認めてないのはお前に問題があるからじゃねぇの？そもそも刀剣男士は刀として扱われてきた頃からずっと主に忠誠を誓っている。問題がなければ、だけどな。だけどこれだけ認めてないってことはどう考えてもお前の責任だよ、くそが』


だいぶ口が悪くなったわ。あ、一期様、睨まないで。普段はしっかりかっちり敬語を話しているせいでこうプツンといくと口が悪くなるんだよ、許して。


本当はもっと敵を味方につけてからお前を追いつめて追放してやりたかったけど早くもチェックメイトだな。


「何よ、何よ何よ何よ！！私に問題がある？ふざけないで！！全ては見習い、あんたのせいよ！あんなが私の本丸に来なければ全ての歯車が狂うことはなかった！」


『どっちにしろこうなる運命だろ？その時期を早めてやっただけさ』


こんなブラックじゃ政府に捕まるのも時間の問題ってやつだからな。あ、こんのすけ録画サンキュ。ばっちり証拠撮れたわ。


『では貴女身柄は政府に引き渡しますね。ブラック本丸の審神者、この職業は解雇です。そのまえに』


俺は言霊によって抜刀していた鶴丸様に腹パンして気絶させるとその鋭く斬れ味の良い本体で女を斬った。


「っ！？」


痛くて声もでないか。...何涙目してんだよ。ここの刀剣たちはお前よりもずっと苦しい思いを何日も何年もしてきたんだよ。それに比べならこれくらい何とでもないだろ？


いくら斬っても気にくわない。でも死なない程度の深さで女を傷つける。どうせ死罪になるだろう。なら俺がこの手で、な。


『これくらい何とでもねぇだろ？なぁ。刀剣は刀。だがお前と同じで痛みだって感じるんだ。これは彼等が受けてきた痛みと同じ。痛いだろ？苦しいだろ？死にたいって思うだろ？でも許してくれなかったんだよ』


散々いたぶってから俺は命乞いをする時間も与えずに喉を斬り裂いた。

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