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今日はSP。ユーリの生アガペー。
昨日好きって言っちゃったけど意味誰かに聞いてたりとかしたらどうしよう。てかミラさんめっちゃ綺麗だった。しかもスケートの選手で世界でも3位レベルって。
私とは全然違う。
ユーリはミラさんの方が話し合うんだろうな。一緒にいた時間も長いだろうし、一緒に滑ることも出来る。
そんなことをうだうだと考えていると、気がついたらもうだいぶ終わっていた。嘘でしょ、はやい。頬を軽くパチンと叩き、それぞれのスケートに集中する。
｢…あ、｣
ユーリだ。
曲が始まった。何度も聞いた曲。
ねぇ、ユーリ。ユーリは今誰を思って滑ってるの？
ユーリの滑りはすごかった。やっぱ迫力が違うし、本当に綺麗だった。普段のツンデレみたいなユーリはどこへってくらい。
ユーリの記録はヴィクトルの歴代最高記録を超えたらしい。
その後もすごい演技はたくさんあったが、ユーリを超える者はいなかった。
｢勇利くん、お疲れ様｣
｢あ、Aちゃん！ありがとう｣
いつもの様な優しい笑顔を向けてくれる彼。
｢ユーリの所には行かないの？｣
｢え？｣
｢好きなんでしょ？｣
｢えっ？な、なんで｣
｢見てればわかるって、｣
近くにいたユーリが好き、という言葉に反応する。私たちは日本語で話してたから意味はわからないはず。
｢おい豚｣
｢ん？｣
｢その"すき"ってどーゆー意味だ｣
｢あ、ええと…｣
目を泳がせる勇利くんに、それを睨むユーリ。
｢…ごめん、ユリオ。僕からは言えない。｣
｢あ"ぁ？お前ら2人で仲良く隠し事かよ｣
｢…そんな言い方しなくても良くない？｣
｢はぁ？｣
｢ほんっとにユーリって馬鹿だよね。ユーリは早くミラさんの所にでも行けば｣
｢なんであのババァが出てくるんだよ。｣
チッと舌打ちをしてユーリは去っていった。
｢Aちゃん、大丈夫？？｣
｢うん、大丈夫｣
((好きなのに。距離はどんどん広がってくだけで。))
((あの豚のどこがいいんだよクソッ))
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花帆 - 一気に読ませて頂きました！ロシア語での告白良かったです(*´ω｀*)番外編もぜひ読みたいです♪夢主さんがユートピアかつきに泊まりに来て、そこにユーリもいる…みたいな。甘ければ何でもうれしいですが(笑) (2018年8月6日 3時) (
レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
山ちゃん(プロフ) - みずあいすさん» ありがとうございます！低評価は悲しいですよね、でも、自分で作ったものを面白いって言ってくれる人ができるように頑張ろうって思うようにしてます！！お互い頑張りましょうね！ (2015年11月8日 18時) (レス) id: 3a7d5177e3 (このIDを非表示/違反報告)
みずあいす - こんにちは。見に来てみました…(*≧∀≦*)。やはり低評価はどこにでも存在するんですね…なんか悲しいです。これからも頑張ってくださいね!!! (2015年11月8日 18時) (レス) id: 94c5760bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚 | 作成日時：2015年10月22日 0時
