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どうしてこうなった。
今私は勇利くんとヴィクトルに誘われてご飯を食べに来た訳だが、そこにはミナコ先生達とユーリもいた。2人は気を使ってくれたんだろうけど、気まずい以外の何者でもない。隣に座っているユーリはムスッとした顔でこちらをガン見してくる。
｢それにしても、試合前に集まるって変な感じだな｣
｢去年のファイナルなんてバンケットすら僕ずっとひとりでヴィクトルとも全然話せなかったのに｣
ぶふぉとヴィクトルが飲み物を吹いた。
｢覚えてないの？｣
｢泥酔して踊ってたよ｣
｢マジであれは胸糞悪かった。ダンスバトルにまきこまれて恥かかされるし｣
｢俺はポールダンス対決したよ。半裸で｣
ぶふ、と今度は私が吹いた。もしわけない。
｢…勇利くんが、半裸でポールダンス…｣
｢Aちゃん、繰り返さなくていいから！！｣
完全に焦っている勇利くん
面白くなって、けらけら笑ってしまった。うん、隣からの視線が痛い。
｢その時の動画残ってるよ｣
｢おれも画像いっぱいあるよ｣
二人に見せてもらった
想像以上のやばさ。普段の勇利くん要素はなかった。
｢勇利汚らわしい…｣
｢…勇利くんまじか｣
否定する勇利くんの指には指輪があった。
｢指輪…？｣
｢2人はその指輪どうしたの？｣
｢これはその…｣
｢おそろいだよー｣
それを見たピチットくんが大きい声で叫んだ。
｢結婚おめでとー！！みんなー！僕の親友が結婚しましたー！！｣
｢おぉ！！おめでとう二人共！｣
パチパチと拍手をする。
｢Aちゃん！？信じないで！！違うから！！！｣
｢そ、違うよ。これはエンゲージリングだから金メダルで結婚だよ｣
結婚は本当なんだ。同性愛…イケナイ関係なのか2人は。
金メダル、という言葉にその場の雰囲気がガラリと変わる。そっか皆敵なんだ。
｢金メダルをかっさらって結婚するのはJJに決まってる！｣
｢JJに決まってるの｣
｢その結婚祝福できなくてメンゴメンゴ｣
突然入って来たJJ。その後は即解散になった。
｢…ねぇ、ユーリ。｣
｢あ？｣
｢この前電話した時にいた女の人って誰？｣
思い切って聞いてみた。せめて名前だけでも。
｢…ミラのことか？｣
｢ミラ、さん。｣
｢それがどーしたんだよ｣
｢ううん。｣
｢…送ってく｣
少し前を歩く彼に呟く。
｢好き。｣
｢は？日本語で言われても分かんねぇよ｣
｢独り言だから気にしないで｣
((ミラさんには負けない))
(("すき"ってなんだ？))
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花帆 - 一気に読ませて頂きました！ロシア語での告白良かったです(*´ω｀*)番外編もぜひ読みたいです♪夢主さんがユートピアかつきに泊まりに来て、そこにユーリもいる…みたいな。甘ければ何でもうれしいですが(笑) (2018年8月6日 3時) (
レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
山ちゃん(プロフ) - みずあいすさん» ありがとうございます！低評価は悲しいですよね、でも、自分で作ったものを面白いって言ってくれる人ができるように頑張ろうって思うようにしてます！！お互い頑張りましょうね！ (2015年11月8日 18時) (レス) id: 3a7d5177e3 (このIDを非表示/違反報告)
みずあいす - こんにちは。見に来てみました…(*≧∀≦*)。やはり低評価はどこにでも存在するんですね…なんか悲しいです。これからも頑張ってくださいね!!! (2015年11月8日 18時) (レス) id: 94c5760bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚 | 作成日時：2015年10月22日 0時
