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四大陸選手権は1位と首位発進となる。フリースケーティング前の6分間練習で、韓国の金妍兒と衝突事故が起きた。日本スケート連盟は国際試合に医師を帯同させていなかったため、現場では米国の医師に応急処置を受け、頭部と首から肩にかけてにテーピングと包帯を施したままの状態で演技に臨んだ。
脳震盪は起こしていないと現場の医師の診断を受けており、最後までプログラムを滑りきり銀メダルを獲得した。
この演技終了後に頸を7針、頭を10針縫い、表彰式とエキシビションには出演せず帰国する。
頭部挫創・頸腫挫創・腹部挫傷・左大腿挫傷・右肩脱臼・右足関節捻挫で全治1ヶ月から2ヶ月と診断を受けた。
次戦のNHK杯は開催直前まで出場の可否が検討されていたが、最終的には欠場。だが世界ランキングからグランプリファイナルの出場は許可された。だが手足に麻痺が見られ欠場を発表。
また、全日本選手権､四大陸選手権の欠場も発表された。
2019 - 2020
シーズン初戦はCSオータムクラシックから始動し復帰戦となった、SPは最後の3回転ループこそ着氷で堪えるもその前までは安定した着氷で首位発進。その後2位と順調な復帰を見せた。
2019年スケートカナダでグランプリシリーズ出場。フリーで4回転ジャンプ4回の構成に挑戦。冒頭の4回転サルコウは転倒したものの、4回転ルッツ、4回転トウループ-3回転トウループ、そしてプログラム後半に女子史上初となる4回転トウループ-1回転オイラー-3回転サルコウの3連続ジャンプを成功。後半の4回転ジャンプ成功は初の女子選手として初である。また、女子選手として初めてTES100点超えを果たし、166.62点という驚異的なスコアをマークした。
グランプリシリーズ2戦目は2019年NHK杯国際フィギュアスケート競技大会に出場。またしても世界記録を更新し、169.87を叩き出した。
これにより2019/2020 ISUグランプリファイナルへの出場が確定した。
四度目の優勝をかけたグランプリファイナル。ショートでは170.16点を記録。圧巻の優勝を掴む。
12月全日本選手権に出場。銀メダルを獲得する。
2020年四大陸フィギュアスケート選手権では4回転-4回転女子初を成功させ総合では310.82点という女子史上初の300点代を叩き出した。
世界選手権での活躍も期待されたが、新型コロナウイルスのパンデミックによりその大会は中止となった。
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作者名：たぬ | 作成日時：2023年4月18日 22時
