【wrwrd】個性豊かな我々軍の幹部達の彼女達はこれまた個性的【本編】 (ページ8)

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第6話【カノ・ハーレルディ】ページ8

どうも、鬱です。
これから彼女起こしに行きます。

僕の彼女のカノは朝がとんでもなく弱い。他の仲間は彼女が起こしてるけど、僕らだけ逆なんよな。

なんて思ってるうちに部屋に着いたので中に入る。
相変わらず遮光カーテンを閉めきった部屋で寝てた。

「ほーら、カノ―?朝やで」

カーテンを開けて声をかけると、もぞもぞ動いて頭まで布団をかぶってしまった。

「…あと…24時間…」

「長すぎん？」

無理やり布団を剥ぐと機嫌がめちゃくちゃ悪いカノに壁まで吹っ飛ばされるので、緩く体を揺する。

「遅刻すると怒られんの僕なんやけど」

「…一向に構わん…」

ふざけんなし。時間も時間なんでいつものアレで起こすことにするか

「カノチャ～ン、いい加減起きんとキス、すんで？」

「起きる」

そういってムクッと起き上がった彼女。辛辣すぎん？

「着替える、出てけ」

はーいと返事をして部屋を出て扉の前で待つことにした。

「…お待たせ」

扉の横の壁によっかかっていた鬱に声をかけて食堂に向かう。

「なあ、なんでいっつもアレで起きるん？」

「されるのが嫌だからに決まってるでしょ」

半分本音、半分嘘で答えるすると鬱はちゅめたい、なんて呟いた。

ふと足音が聞こえたので後ろを振り向くとエミさん、ダリアさん、ゾムさん、レイさんの四人がいた。朝の挨拶を交わして少し喋っていると廊下の奥の方にミクさんと総統閣下が見えた