第3話【天宮 黒鵺】 ページ3
黒鵺side
na「黒鵺様〜!起きてください。」
ku『……ん?朝』
na「はい!」
夏海に急かされベッドから降り、服を着替え髪を整え階段を降りてリビングへ向かった。
ku『…おはようございます。兄貴。』
si「兄貴じゃなくてちゃんとお兄様って呼べって前も言っただろ?」
ku『でも、兄貴の方が呼びやすいんやもん。』
si「その口調も外ではちゃんとするんやで」
ku『分かってますよー(棒)』
兄とこれ以上話すと気分が悪くなりそうなので話すのをやめ、黙々とご飯を食べてその場を去った。
ku『夏海?』
na「?どうかしましたか?」
ku『バックが見つからへんのやけど…』
na「え?…昨日までそこにありましたよ?」
と言うと夏海は玄関口の傍を指さした。
黒鵺が玄関口の傍を覗くとポツンと小さめのバッグが置いてあった。
ku『あった………ん?』
よく見てみるとバッグの裏に"残念☆黒鵺のバッグは黒鵺の部屋に戻しておいたよ☆By.黒鵺の大好きなお兄様より"と紙で貼られていた。
ku『…は?……兄貴?…………兄貴ィーーーー!』
si「え?何?どうしたの?」
ku『これどういうことだよ。』
と言いながら兄貴である白鵶にバッグを見せた。
si「えーっとコレは…テヘペロッ☆」
na「話を邪魔してすみませんが…黒鵺様学校の時間が」
ku『へ?あ、』
急いで部屋に戻りバッグを取り靴を履き行ってきます!と元気よく学校へ向かった。
si「夏海ありがと〜」
na「いえいえ、当然のことをした迄ですよ。」
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因幡(プロフ) - ごめんパス送って下さい〜 (2020年6月8日 21時) (レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)
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