【wrwrd】実況してたら新メンバーが入りました。【合作】 (ページ31)

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第25話《空原涼杏》ページ31

良かった…皆紬(つむぎ)さんと仲良くなったみたい…

ごめんね私の我儘のせいで皆に迷惑かけて
紬さんだって私の我儘のせいで皆に冷たい言葉を浴びせられて…

あ～…こんな奴がリーダーでいいのかな…
もっと私の他にいい人いた気がするんだよね…

ってこんな事口に出したら亜生(あせい)と黒鵺(くろや)とに怒らそうだし
零符(れいふ)と采華(あやか)は無言で私の傍に居てくれそう…

こんなリーダーについてきてくれてありがとう…皆…

その時零符が心配そうな顔で私の顔を覗き込んだ

零符(れいふ)「涼杏？どうしたん？そんな思い詰めたような顔して」

零符がそう言うと紬さん含めメンバーが私の方を見た

采華(あやか)「そうなの？」

亜生(あせい)「涼杏の事だし自分がリーダーでいいのかなってやつでしょ」

なんでバレた？
やっぱ亜生には気づかれるのか！？
亜生にはすぐ私の思ってることバレるんだよなぁ
私ってそんなにわかりやすい？

涼杏(すず)「な…なんでわかったの…？」

黒鵺(くろや)「涼杏はわかりやすいんだよ…」

零符(れいふ)「あ～…涼杏ってすぐ思ってることが顔に出るもんな」

紬(つむぎ)「そうなんだ」

あ"～！！やってしまったぁ～！！
しかも自分の癖が紬さんにも気づかれてしまった…
メンバー恐ろしや…←

采華(あやか)「私達は涼杏だからこそついてきてるんだよ」

黒鵺(くろや)「そうそう…涼杏の事嫌いだったらここまでついてきてないからな」

零符(れいふ)「僕達は涼杏の味方やからいつでも相談してくれてええんやで？」

亜生(あせい)「まっこれからメンバーにも相談せず自分だけで決めるのはやめて欲しいんだけどね」

紬(つむぎ)「ワイはまだ何もわかんないけどこのグループに誘ってくれてありがとう…」

1人ずつ私に言葉を伝えた
私はその言葉でまた泣き出してしまった

亜生(あせい)「また泣くの…w」

零符(れいふ)「さっきも泣いたんにw」

皆が笑いながら私の傍に来て泣き終わるまで頭を撫でてくれたり背中を撫でたりしてくれていた

本当に皆に出会えて良かったよ…
私と出会ってくれてありがとう
私の我儘についてきてくれてありがとう…

皆には感謝しきれないなぁ…