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『嫉妬深ないわ！アホ！笑』
『え〜？ほんと〜？！笑笑』
『笑笑笑』
懐かしいな。
沖縄にいたあのころ。
｢今そんななんだ、、
想像つかないわ〜。｣
｢私が1番びっくりだよ。｣
｢………え、キスとか毎日ちゃんとしてる？｣
｢…………っ、、｣
｢は、は？！！
あんたデリカシーってもんがあるでしょ？！｣
今日、照史くんが言ってた"ハレンチ"とはこういうことを言うのだろう。
｢いやいや、普通に気になる。
幼なじみやねんからええやろ。｣
なんでも幼なじみって。
今はただの知り合いくらいの仲なのに。
｢…………のんちゃんってモテるでしょ。｣
｢……………っ、は？！笑笑｣
話し方がチャラ男なんだよ。
私の嫌いなタイプ。
｢………なに急に笑笑｣
｢別に。今思ったこと言っただけ、、笑笑｣
｢…………っ、、｣
｢…そこそこ。｣
｢やっぱりね。｣
ちょっと照れるのやめて欲しい。
いや、だいぶ照れてる。
｢………いや、、キスって、、、｣
｢………っ、、｣
｢……今日はした、、、かな。｣
｢あ、そこはしてるんや。｣
｢………まぁ、でも何ヶ月ぶりとかだったけどね。
デートだって言ってないし、
しかも、もう1年くらいは性行為、、？
してないと思う。｣
｢うわー、、、｣
｢うわー、、、って言いたいのはこっち。｣
｢………それってさ、、、言っていいのか分からんけ｣
｢浮気ではないんだよね。｣
｢……え、なんで分かんの？｣
｢GPS付けてるし、連絡先も全部把握出来るようにしてるから。｣
と言っても、
私たちが同棲する時に、照史くんが心配だからって言う理由で無理やりやらされただけなんだけどね。
｢あ〜、、、照史くんがね、｣
｢そう。｣
こうして改めて思い返すと、
"ソクバッキー愛嬌振りまきキス魔男"ってあだ名、
ピッタリかも。
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作者名：また。 | 作成日時：2021年9月26日 1時
