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「………あっ、もしもし?」
「おー、久しぶり!」
照史くんの事で不安になり、私は
久々に地元の友達に電話をかけてみることにした。
「……っ、、のんちゃん。
なんだ、相変わらずじゃん。」
小瀧望、あだ名はのんちゃん。
今も沖縄に暮らしている幼なじみだ。
「なにそれ!?笑
急にどうしたの?笑笑」
「んー、いや〜、、ね?」
「なにぃ?笑」
のんちゃんは昔から優しく、何でも相談に乗ってくれた
話すのはもう何年ぶりとかだけど。
「実は、
今年のそっちでやる忘年会誘われて。」
「え?そうなん?」
「……うん。」
「へ〜。じゃあ久しぶりに会えるなぁ。」
「………っ、」
「……いや、、それがまだ行くかはわかんないかな。」
「なんで?!A来ないの?」
「……まぁ色々事情があってさ。」
「………っ、、」
「…………どうした?」
真剣に聞いてくれる彼はやっぱり真面目だ。
地元の高校も頭がいいから私とは違うところに行ってた。
そういえば、のんちゃん大学行ったんだっけ。
「………あー、、
彼のことでちょっと。」
「…………っ、、」
「…私の彼氏、知ってるでしょ?」
「え!あ〜!!
てか、まだ付き合ってたの?!!」
「うん。まぁ。」
「長いなぁ〜。
まぁでも、確かに照史くんって、
Aのこと1番に優先しそうな感じするしな。」
やっぱりのんちゃんもそう思ってるんだ。
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作者名:また。 | 作成日時:2021年9月26日 1時