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その後、お茶を入れて3人で小さいテーブルを正座して囲んだ。
「……………うっふん、、」
のんちゃん来てくれたのはいいけど、急に来ないでくれた方がありがたい。
こちらもこちらで色々準備が必要で。
ボサボサ頭だし、ダル着だし。
すごく気まづい雰囲気が流れてる。
「……………っ、、」
「…………っ、、」
「…………あ、照史くん、、この人は、、」
「…………っ、、ん、ん?!」
「………っ、覚えてるよね、?、、
のんちゃんだよ。」
「……………のんちゃん、??」
「ういっす笑」
なんで私たちが緊張してのんちゃんは少しも緊張してないのか。
全く訳が分からない。
照史くんも照史くんで全く覚えてなさそうだし。
「…………っ、私の、、幼なじみのさ、
ほら、よく実家に居座ってたじゃん。」
「っ、、」
「あぁ、え、、?
…………あの、のんちゃん、、?!」
ようやく思い出したのか。
「うっす!笑笑
のんちゃんこと、小瀧望です♡」
「はぁ〜?!、、、」
「…………っ、、今短期間上京してるみたいで、遊びに来てくれたんだけど、
まさか今日とは知らなくて、、」
「っね〜♡」
のんちゃん私、今すごく怒ってるんです。
「…………変わりすぎて分からんかったな、、」
「ほんとっすか?!嬉しいっす笑」
「チビんときは眉毛、ゲジゲジやったのに。」
「はい!剃りました!笑笑」
「へぇー、そうなんや。」
「でも、照史くんもすっごい雰囲気変わりましたよ?!」
「いや、俺は〜、」
私抜きで盛り上がってるのやめてよ。
前から思ってたけど、この2人どこか似てるところある
勘が鋭いとか、正論言って論破する所とか。
「あの〜、、、?」
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作者名:また。 | 作成日時:2021年9月26日 1時