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リビングの扉が開かれると
「……しげ、、」
「っ、」
虚ろな姿でフラフラ歩く重岡が現れ、2人とも驚く。
なぜなら私達は、
重岡がこんな酔っ払ってる所は1度も見た事がなかったから。
「………っ、どうしてん、飲みすぎやって」
「なにやってんのよ、ほんとに!」
重岡は何も言わず私にもたれかかった。
「………しげ、、、?」
「……………」
「………A、、、、」
そういいながら顔を上げてニコッとした。
「……ちょ、近い!近い!!」
のんちゃんはちょっとイラッとする。
「……とりあえず、、ソファーに座って」
私は重岡を引きづるようにソファーへ座れせた。
そして私とのんちゃんもソファーへ座る。
「………何があってん。
しげ今までこういうこと無かったやん。」
「………っ、、悪かったよ、、、んん。」
「……ちゃんと喋れてないね、、」
これは今日、話し合いをするのは無理かもしれない
「………しげ、、なんでずっと帰ってこなかったの?」
「………………」
「……答えてくれないとわかんない、、」
「……………っ、、、A、、、
やっぱお前が1番かわええわ」
お前が?、、、他に誰かと比べてるような言い方。
「おい、、お前いつからそんなデレキャラになってん」
「………毎日2人でラブラブやもんなぁ?……な?
俺、A好きやでぇ〜、、」
重岡が強く繋いできた手を私は必死に引き剥がす。
「……ら、ラブラブなんかじゃないから、、、」
のんちゃんは引いた目で重岡を呆然と見ている。
「………の、のんちゃん、、なんかごめん、、」
「………………っ、、うん、、、」
(駄目だ。のんちゃんも疲れてて頭がろくに回ってない。)
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作者名:また。 | 作成日時:2021年8月9日 16時