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｢そんなこといちいち気にせんとってや〜！
俺はもっとAと仲良くしたいから！｣
｢…………っ、、、｣
積極的なのんちゃん、
この時の私はなんだかこれから嫌なことが起きる予感がしたのであった。
｢………小瀧、きっしょ、、｣
｢はぁぁあ？！！！今なって言った？！しげ！｣
｢うるさっ、、、、｣
｢きしょとか言うなや！！｣
しげに対しての接し方はそんなに変わっていない様子で
今もまたいつもみたいに喧嘩をしている。
｢ほんまお前って、彼女の前ではデレデレやねんな｣
｢はぁ？！ふざけんなし！
それの何が悪いねん！｣
｢それがきしょいの！！｣
｢いやいや、、その前に彼女ってこと否定してよ。｣
なんかのんちゃんから積極的だと接しづらい。
なんか、歯切れ悪いというか。
｢ほんま嫌やわ〜｣
｢しげには迷惑かけてないやん！別に！｣
｢じゃあ俺の前でやらんといて〜！｣
これは私が止めるべきなのか。
｢こ、小瀧くん！！｣
｢っ、？｣
｢しげ、今受験勉強真っ只中なんだから、あんまりストレス与えしちゃダメだよ！｣
｢っ、、、、、｣
｢…………っ、、、ふっ笑｣
｢…っ、、あ、、ごめん。｣
｢なんかハムスターみたいな言い方やけど。
Aありがとっ笑。｣
そう言ってしげは私の頭を撫でた。
｢…………えっ、！あ、、うん、、、｣
｢…じゃ、勉強してきま〜す！笑｣
｢…………っ、、｣
しげは満足そうに部屋に入っていった。
｢………っ、、｣
｢………っ、はぁ、、｣
そんなしげとはさかいにのんちゃんはどこか不貞腐れた顔
｢………小瀧くん、ごめん。｣
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作者名：また。 | 作成日時：2021年8月9日 16時
