検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:3,838 hit

展開 ページ10

しばらく2人で学校の帰り道を無言で歩いていると、ついに小瀧くんが口を開いた。






「……あのさぁ。A?」









「…………っ、、ん、、ん??、、」







突然歩くのを辞めるもんだからびっくりしてしまう。









そして彼は、決心するかのように素早いため息を漏らし1人で頷いた。









「………さっき重岡にね。」









「嘘ついた。」









「………ん?」









主語が全くないこの一言は、どういう意味を表しているのだろうか。聞こうにも聞きづらい。









「………俺は。Aと同棲してる。」









「………は、はい?」







その瞬間、私の頭の中は真っ白になった。何を根拠に言ってるのか全く想像もつかなかった。









「…あのな。聞いて欲しい。」







「さっき、重岡に言われたんや。」




「小瀧、Aさんとそういう関係やないんやろ?ならさぁ、お前やめた方がええで。勘違いされるし。お前アイドルやぞ?!」









「…………」








確かに重岡くんの言ってることは正しい。何も間違ってない気がする。







「…A謝らせて欲しい!!」








「ほんまごめん!!!!」









「……い、いや、、あの、、話の内容が分からなくて、、」








「………実はその後、重岡にそう言われて、、」







「咄嗟にAと同棲してるっていっちゃって、、」









「……えっ、、い、いやいや、おかしいおかしい!!」








多分、小瀧くんは私が思ってるよりも天然で人との距離のとり方をわかっていない気がする。

11→←高校時代7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , 重岡大毅 , 神山智洋   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:また。 | 作成日時:2021年7月25日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。