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恋文7 ページ11

次の日。
朝教室に入ると松田くんの席に萩原くんが座っていた。

「おはよ。松田来るまで居座るからよろしく!」

あとこれ手紙。と手紙を渡される。

「ありがとう。松田くん来るまでってほぼ朝礼始まるまでずっとじゃん」

「まぁね。朝、Aちゃんと話して一日のエネルギー溜めないと教卓前の席は耐えられない……」

寝れないとか地獄じゃん!あー、助けてーと机に突っ伏す。

「私は栄養ドリンクか」

「ん〜?割と?Aちゃんと話したりしてるとすごい元気になる」

いつもありがとな〜と顔を私の方に向けて笑う。朝日を浴びているからかとても眩しい……。直視できなくて目をそらす。

「わ、私も楽しいから……こちらこそありがとう」

あははっ、どういたしまして〜と萩原くんが笑いながら言う。本当に眩しい。でもずっと見ていたくなる。
胸の奥がじんわりと温かくなった。この時間が終わって欲しくない。ずっと続いてほしいと思った。
この感情はなんて言ったらいいんだろ……。

「Aちゃん?」

「え?あ、ごめん……ボーッとしてた」

「寝不足?」

「ううん。しっかり寝てるよ」

「そっか。なら良かった〜」

それからしばらくしたら松田くんも来て、3人で朝礼が始まるまで話をした。
あの感情に名前をつけるのは今じゃなくてもいっか。そう結論した。


『Aちゃんへ。三通目!昨日の席替え、手紙であんなにカッコつけて離れたのすっごい恥ずかしかった…。出来れば記憶から消去してください。お願いします。マジで恥ずかしい……。また来月がんばります。でも!松田がAちゃんの隣で良かったかも!休み時間は松田の所行くしその時に話せるかもしれないしな!!毎時間Aちゃんに声かけるのはさすがに邪魔だからしないよ、安心してね!じゃあ、また明日。萩原』

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夜船と北窓 - この作品好きすぎて一気に読んでしまいました。出来ることならまた更新を再開して欲しいです。萩原さんめっちゃ好きなんです! (2021年5月4日 3時) (レス) id: 76d34d17f2 (このIDを非表示/違反報告)
悠乃(プロフ) - 青木柚里奈さん» お返事遅くなってしまいすみません!嬉しい感想ありがとうございました(*^^*) (2020年11月6日 17時) (レス) id: b7a9621ba5 (このIDを非表示/違反報告)
青木柚里奈(プロフ) - あー!最高!続き楽しみにしていますぅぅう!! (2020年6月11日 2時) (レス) id: aecf756759 (このIDを非表示/違反報告)
悠乃(プロフ) - 和美/美香さん» コメントありがとうございます。もしもの話も気に入って頂けて良かったです(*^^*)続きも楽しんで読んでいただけると嬉しいです。ありがとうございます! (2019年11月27日 11時) (レス) id: b7a9621ba5 (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - もしもの話めっちゃ好きになった!こっちも読みながら冷や汗します。続き頑張ってください。 (2019年11月12日 12時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠乃 | 作成日時:2018年9月10日 1時

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