◊五十嵐大二 ページ17
ふわりと甘いココアの香りがした。
「珍しいね、Aが悩んでるの。」
それをそっと差し出してくれたのは他でもない、恋人の大二であった。
「うん……ちょっと、ね。」
赤く腫れた私の目を見てなにか勘付いたのか、更に近くに座りなおすと手と手が触れ合った。
感じる、彼の温もり。
安心したやら落ち着くやらで感情のストッパーが外れたような感覚がした。
「う、うぅ……大二ぃ……!」
「わ、ど、どうしたの!?」
突然泣き出した私を前に慌てふためく大二。
申し訳ないとは思いながらも、この涙が止まらないのが悔しい。
「なにが、正しいのかわからなくて……もう、私、どうしたらいいの……」
吃りながらも話す私を見ると、大二は
「Aは間違ってなんかいない。俺らは正しいんだから。絶対。」
だからそんなに悩まないでよ、と付け足す。
「うん……ありがと。」
そんな彼の言葉が正しいのか間違っているのかも考える余裕なんて自分にはなかった。
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霧乃成(プロフ) - でんぱさん» こちらこそリクエストありがとう……!消化めちゃめちゃ遅れちゃってごめんね💦他の二人分も更新するね〜! (3月30日 7時) (レス) id: b594f7e6a6 (このIDを非表示/違反報告)
でんぱ(プロフ) - うわー!リク消化ありがとう!☺️操真晴人、めちゃめちゃ思い出の人だからすごく嬉しい…甘い男だぜ…😌 (3月29日 21時) (レス) @page19 id: 4fc07d384f (このIDを非表示/違反報告)
霧乃成(プロフ) - *桜もち。さん» コメントありがとう🙌🏻こちらこそ桜ちゃんの小説に寿命伸ばしてもらってるから、そう言ってくれて嬉しい……!更新頑張るね! (12月19日 17時) (レス) id: b594f7e6a6 (このIDを非表示/違反報告)
*桜もち。(プロフ) - コメ失礼🙏イベント参加ありがとう!この小説はまじで(色んな意味で)生きる糧貰ってるからとてもとても大好き💞これからも更新楽しみにしてるね♪ (12月19日 17時) (レス) id: 17da285f26 (このIDを非表示/違反報告)
霧乃成(プロフ) - でんぱさん» こちらこそリクエストありがとー!でんぱちゃん今日テストなのか……無理せず頑張って〜!URL作ってくれるの!?ありがと〜😭 (12月6日 6時) (レス) id: b594f7e6a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧乃成 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Kirino_room/
作成日時:2023年10月1日 21時