12ふわふわ ページ13
グルッペンSide
トン ｢グルさん、どう思う？あの子が勝てるとは思えへんよ｣
グル ｢あいつ、意外と有能やしな｣
そうだ、そうなのだ。大先生は無能だとよく言われるが
実はそうでもない。射撃の腕はなかなかなモノだ。
軍でもかなり優秀な方だが、ゾム達が強すぎるんやな
あいつの前で言うとウザい上、調子に乗るから絶対言わんがな。
グル ｢まあ、いい。トントンカウントを頼む｣
トントンはそれに従い、カウントをし始めた。
スタート！と叫んだとたん
ﾀﾞﾝｯという重い音が響いた。おい、ゴムの音じゃないやろ、それ
ゴムってこんなやったけ……。
いや、そうじゃない
Aは？辺りを見渡せば見えるのは砂埃のみ。避けたか
あんなふわふわしてる奴に、大先生の弾をかわせるとは………
Aは、予測していたのか？一発で仕留めに行くと分かっていた？
いや、まさかな……。
大先生の弾をひょいひょいっとかわすAの姿はまるで、
女神のようになめらかで、美しかった。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ＮＯSide
物影に隠れて狙う鬱。ひょいひょいかわすA。
誰もが魅入ってしまうほどの戦いだ。
美しくなびく髪は敵である鬱も、観客さえも魅了する
普段の彼女からは、見ることのできない雰囲気を放つ。
だが、それは鬱も同じ。
珍しく真剣な顔で狙いを定め、まるでゴミを見ているかのような眼差しで
射抜かんとする彼は、普段の行動からは想像できないであろう。
ある者が口を開いた
オス ｢熱い戦いや……！両者、一歩も譲ってへん……｣
そうだろう、射撃の腕は良い鬱と、何食わぬ顔でよけていくAの
戦いなのだから。ふんわりだ、ふわふわだ。なんて似合わないくらいで。
いつもニコニコしているのは、自信の事を悟られないためか……
それとも、本当に何とも思っていないのか。
未だ、誰も知らない
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ユキ(プロフ) - 奏さん» コメントありがとうございます！続編も応援よろしくおねがいします！ (2018年3月17日 12時) (
レス) id: be782a9479 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 続編おめでとうございます(^∀^*) 楽しみにしております (2018年3月16日 23時) (レス) id: 22971482dd (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 冬歌さん» コメントありがとうございます！更新、頑張らせていただきます！ (2018年3月11日 21時) (レス) id: be782a9479 (このIDを非表示/違反報告)
冬歌 - 面白いです！トリップもの良いですよね！トリップしたい!! (2018年3月11日 21時) (レス) id: 3b40f6f241 (このIDを非表示/違反報告)
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