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片寄side

『そうだね。でもね、涼太。』

認めた
なら断れば良いじゃん、断れば良かったじゃん!

『私は確かに結弦は好きだよ。でもそれは…』

片寄「聞きたくない!!」

僕は逃げてばっかの人生だ
恋だってずっとずっと逃げている

『結弦は、1番の理解者として大親友として大好きなの。』

僕の意見を聞かずに美琴は喋った

片寄「…………美琴は、誰が好きなの?」

結弦なら僕と別れて幸せになれば良い
僕なんかほっとけば良いのに

『涼太だよ』

即答に僕の名を出した
迷いはなかった

『不安にさせたなら、ごめん。』

ギュッと抱きしめられた
そして唇も、美琴によって奪われた。

片寄「ごめん。こんなカッコ悪い姿見せて…」

額をコツンと合わせた美琴の行動に驚いた

『そんなところも格好いいに決まってんじゃん』

いや、僕として本当にカッコ悪いと思う。
こういうのって普通、逆じゃない?

夢 羽生結弦→←片寄涼太 大好きなもの



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作者名:宮野志保 | 作者ホームページ:http://uranai  
作成日時:2019年11月26日 23時

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