“私の人生を変えた人”【羽生結弦】【片寄涼太】

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ｶﾗﾝ

羽生「おじさーん」

おじ「お、結弦くん！」

羽生「この子、頼みます！」

おじ「彼女かい？」

羽生「はい」

『はっ！？』

おじ「いやー、孫、楽しみにしてるよ！」

『はいっ！？』

羽生「はーい、で、コレとコレをこの子に」

おじ「時間はかかるが、良いかい？」

羽生「僕はあそこで待ってますんで」

おじ「そうかい？なら、嬢ちゃん借りてくよ」

羽生「はい、あとで返して下さいね」

おじ「分かった分かった」

ー数時間後

『こ、これが私…』

羽生「おー、可愛いじゃん」

『あ、ありがと、結弦おに…』

羽生「ん？それは、外では言わない約束でしょ？」ﾆｺｯ

『(口調、変わってない？)そうだっけ？』

羽生「そうだよー！」

『そうだったね、おじさん、ありがとうございます』ﾍﾟｺｯ

おじ「気に入ってくれたかい？」

『はい！』

おじ「また、来てなー」

羽生「はーい」ｸﾞｲｯｽﾀｽﾀ

『またねー』ｽﾀｽﾀ

ﾊﾞﾀﾝ

羽生「外では結弦ね」

『なんで？』

羽生「ね、良いでしょ？」

『カレカノに見られるよ』

羽生「良いよ、美琴ならね」

『私…障害者だよ？』

羽生「気にしないって！家に帰ろ？」

『うん』

ー羽生家

母「あら、可愛くなって！」

『えへへ』

羽生「でしょー？」

母「えぇ、結弦、好きになったんじゃない？」ﾆﾔ

羽生「悪顔だー、ダメか！？」

母「いーえ？」ﾆﾔﾆﾔ

『は？』

羽生「可愛い」

『は？どういうこと？』

母「結弦がねー、美琴のこと恋愛感情として好きになったんだってー」ﾆﾔ

羽生「言うな！！」

『結弦お兄ちゃんが？私を？結弦お兄ちゃんには、もっと、素敵な女性がいるよ！』ﾆｺﾆｺ

母「……自信持ちなさい！！」

羽生「自信持て！！」

『え？』

羽生「良いな！？」

『はい…』

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