“私の人生を変えた人”【羽生結弦】【片寄涼太】

ライブ2 ページ39

『有季ってカッコいいよね』

有季菜「そうかな？」

『うん、黒いスーツとかめちゃくちゃ似合うよ』

有季菜「そう？自分ではそう思わないけど」

『体型もスラッとしてて憧れるよ』

結弦「美琴もスラッとしてるけど」

有季菜「うん、一緒ぐらいスラッとしてるよ？」

『えー、ぷよぷよだよ？』

結弦「僕と一緒に特訓したんだからすぐには太らないと思うけど」

『そりゃそうでしょ、食事に興味ないし』

有季菜「はるなは、あぁなってるけど」

『ま、まぁ、ダイエットすれば痩せるよ。私だって痩せたんだし』

結弦「僕がメニュー作るよ」

『私はもういらん』

有季菜「羽生くんが作るメニューは地獄のメニューなんだって？」

『そうだよ、酷い時は後ろ二重跳び500回だからね』

有季菜「うわっ、おーい！はるな！」

はるな「？」

有季菜「羽生くんが、はるなのためにダイエットメニュー作ってくれるって！」

はるな「え、羽生選手が？」

結弦「良いですよ、僕が作ってあげましょう」

『頑張れば有季みたいな感じになりますよ！』

有季菜「丁度良いんじゃない？はるな」

はるな「遠慮します」

はるか「即答」

片寄「てか、なんでそこで座ってるの？」

『眺めてた』

白濱「美琴のライブでしょ？」

『んー、ファンが喜ぶならどうでも良いかなって』

白濱「ダメ」

中務「ねーねー、全員並んでくれない？」

『？良いけど』

結弦「僕も？」

中務「美琴の隣に！」

有季菜「あー、あれね」

ｷｬｧｧｧｧｧｧ!!!

中務「せーのっ…！」

ｼｭｯｼｭｯ

ﾊﾞｯ

ｼｭｯｼｭｯ

ｷｬｧｧｧｧｧｧ!!!

NAOTO「これ、打ち合わせなしなんだよね」

片寄「美琴達、初めてなはず…」

『あー、テレビで見てたもんで…』

結弦「僕はなんとなく」

はるか「さっすが！」

関口「俺達は3回目か…」

『モニタリングって面白い！』ﾆｺｯ

NAOTO「こっちに来る？」

『え、良いんですか？』

NAOTO「小杉を降ろせば問題なし！」

『ふっwこ、小杉さんを降ろすんですか？』

NAOTO「だって、面白くないし」

有季菜「美琴の方が良いなー」

『でも、小杉さんに悪いし』

片寄「……NAOTOさん…？」

結弦「なに、抜けかけしようと…」

NAOTO「本当に対決してたんだね」

片寄「当たり前です！」

結弦「誰にもあげないから」

NAOTO「こっちも誰にも渡さない」



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取り合いが終わらない(焦)
モニタリングも登場しちゃった。
まだまだ、取り合いは続きます…。

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