“私の人生を変えた人”【羽生結弦】【片寄涼太】

しゃべくり007 ページ14

片寄「それ、敬語！！」

『ぅ、分かった』

「なんか、家の中にいるみたい」

羽生「あ、それはないと思いますよ」

「なんで？」

羽生「僕と一緒に小説とか漫画とか読んでますから」

『楽しいんですよ！私、オタクで同じくらいに語れる人はいなくて』

羽生「あー！それ以上は言っちゃダメ！」

『だめ？』

佳菜「言っちゃいなよ、黒歴史」ｸｸｸ

羽生「うわぁー、悪だ悪」

宇野「でも、フィギュア全員は知ってるよね」

羽生「でも、ファンの人達は知らないの！」

高橋「知ってても美琴だけ！とか？」

織田「え、そうなんか？気付かんくて、ごめんやわ」

羽生「何を、考えてるの！？」

「あ(察し)」

羽生「察しないで下さい！！」

『ライブ、あるんだ？』

片寄「来る？」

『どーしようかな』

片寄「興味ない？」

『EXZILとしては興味ないんだよね。ごめんね…』

片寄「そーか」

羽生「なんか、呑気に片寄くんと…」

織田「嫁さんに……」

羽生「それだけは、許せない！！」ｸﾜｯ

『でも、ライブか。行ったことないな』

片寄「そうなの！？」

『うん、貧乏生活でさ。本とはグッズはお小遣いで何とか貯めて買ってたんだけど。ライブは無理だった。遠いし、行くまでお金かかるし』

片寄「そっかー」

『あ、でもでも、テレビでやってるとこは見てたよ！』

片寄「どうだった？」

『楽しそうだとは思ったかも』

片寄「ライブは楽しいよ！」ﾆｺｯ

ｷｬｰｰｰ!

『キモ……』

片寄「えっ！？」

『あ、ごめん。私、こういうの苦手で…』

羽生「あ、だから、キモって言ってたのか」

『そう、黄色い声聞くのが苦手で。もちろん、ファンは大事にしたいよ？でも、叫ぶんじゃなくて、真剣に聞いて欲しいタイプで…』

片寄「逆に静かすぎてイヤじゃない？」

『逆に黄色い声聞いて、俺、カッコいいとか思ってる？』

片寄「ナルシストじゃん」

佳菜「それ、ゆづじゃ…」

羽生「僕は違う絶対に。小さい頃はナルシストだったけど。今は違う。本当に。今はたまに聞くとウザって思うけど。違うから、ナルシストじゃないから！！」

織田「全面否定」

高橋「ふっw」

宇野「逆に怪しい」

佳菜「ほんとー？調子に乗るなよ」

羽生「乗ってないし！！」ﾌﾝｯ

『小さい頃に出会わなくて良かったね。今以上に悪口言ってたよ』

羽生「僕よりマシだよ！ね？」

佳菜「まだ、耐えられる！コイツに言われたら人生終わりだよ！」ﾆｺｯ

「それ、笑顔で言うこと…？」

「しかも、羽生選手は毒舌？」

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