“私の人生を変えた人”【羽生結弦】【片寄涼太】

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美琴side

『うるさいな、学校学校って！！』

母「行けなくなっても知らない」

『知るか、お前らなんて何時か見返してやるからな』

父「とにかく、明日は学校行けよ。手に入りたいものが入れなくなるぞ」

『るっせーよ、お前らの声なんか聞きたくないね』ﾌﾝｯ

父「親にどんな言葉使ってんだ」ﾄﾞﾝｯ

『イタッ、……親？親らしいことなんて1つもしてないだろ！暴力ばっか降ってきて、私がどんな思いをしてるのか分からないだろ！！』

父「ここが気に入らないなら出てけ」

『なんだよ！言葉使いが悪かったって謝ってくれたのに、あれは嘘か！？あの時、リスカして死んでれば良かったよ！！！！』

父「出てけ」

『あぁー、そうかいそうかい。私はアンタらにとって邪魔なんだな。味方もいないんだ。じゃあね、クソゴミ』ﾊﾞｯｽﾀｽﾀ

辛い、死にたい、楽になりたい。
私に味方もいないのか。
出来ることなら、生まれ変わりたい。
死にたいなぁ。
死にたいよ。
でも、死ぬ勇気がないよ。

『音楽でも聞くか…』ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

誰に心臓を捧げようか。
漫画に捧げようか。
好きな人…羽生選手に捧げようか。
死ぬ前に一度だけでも良いから会いたいな。

『叶わぬ夢だったな』

人生最悪だ

『死んだ方がマシだ』

平和ボケはないよな。
地震さえ体験したことないのに。

『チッ、漫画喫茶で泊まるか』

今日のところはそうしよう。

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