病みすぎ警報

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「一つ聞いてもいいですか？」



そ「うん」



「近くにある穴場カフェってここ……」



そ「うん」



「どう見たってそらるさんの家ですよね」



そ「うん」



「いや、うんじゃなくて！」



おいおいおいおいちょっとまってくれよ



嘘だろ？いい年した大人の男女が！



部屋に二人きり…だと？



とりあえずね、今日の下着の色が思い出せなくて焦ってる。うん。



そ「何飲む？」



「帰ります」



そ「おっけー、紅茶ね」



「はい、帰ります」



そ「とりあえず、着替えたら」



「私は彼女ですか！？」



そ「いや、本当にカフェ連れてってやろうと思ってたんだけど、ほら空見て」



そう言ってベランダの方へ連れてかれ
上を見る。



「雨降りそう」



そ「そうなんだよ。だから、うち寄ってここにある傘持ってけばいいかなと思ってあそこから遠くなかったし」



はぁ…………？



それでも、ねぇ



いざとなったら買うこともできるけど



まあ、こんだけ気を使ってるのに
帰るわけにはいかないし



ここはお言葉に甘えて紅茶を飲んで帰ろう



だかしかし、私はここで

「俺この後予定あるから」などの夜何事も起きない保証が全くないということを見逃していない。



つまり、夜会コースを回避できていない…！



ふぅ、危なかった



なっんだ〜いい奴じゃ〜んとか思うところだった！！！



話を戻そう。



つまり、ここは自分から夜会コースを回避せねばならない。



となると………



「私、この後予定あるのでお茶もらったら帰りますね」



こうするしかない！



そ「え、そんなこと言ってたっけ？」



「あ、いや、言う必要ないかなと思ってたんですけど…なんかこの流れだと夜までいることになっちゃいそうだからなーと思いまして」



そ「素直かよ笑誰と会うの？」



「え、誰と…ですか…」



え、えーと



誰と？誰？架空のお友達…？



……………白状します。



んなこたあ考えてねえよォォォォォォ

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