〇 ページ29
でもこんなんで懲りちゃだめ、手が縛られても…！
立たなきゃ！
そう思ってちからを込めた瞬間、
ｼｭｯ
ナイフが私目掛けて飛んできた、。
見事に私の顔から１cmくらいズレて壁に突き刺さった、。
貴「…＿＿＿＿＿＿ｯ！」
投げたのは蝉さんだ…、。
こっちを睨みつけながら、。
貴「ご、…めん、なさい…。」
ﾎﾞｿｯと呟いた、。
なにやってんの…私。
蝉さん強いんだ、。私が思ってた以上に遥かに強かった、。
ナイフを持っていないのに、次々と人を倒していく、。
ただの足でまといだった、。
それを今気づいて馬鹿みたい…
助けるとか言って、邪魔者に…、。
助けるとかでしゃばって、結局助けてもらって、。
貴「…＿＿＿＿、…っ、。」
私何も出来ない…、蝉さんに何もしてあげれない
あぁ、もう嫌だ、。涙出てきちゃった。
拭うことも止めることも出来ないし、。
蝉『…＿＿＿＿、はぁ。なに？』
話しかけられた時にはもう…、あの5人の人は倒れ込んでいた、。
蝉『怖かったのか？』
ちょっと、怒り口調で顔も笑ってないけど私の手からベルトを取ってくれる手が優しくて、。
優しさが少し伝わってきた気がした、。
蝉さんの質問に私は首を横に振った、。
蝉『じゃあ、…＿＿＿＿なに、。』
私の壁にささったナイフを取りながら、冷たい目線が私に刺さった、。
貴「無力ってことに気がついて…」
貴「ごめんなさい…＿＿＿、。」
蝉『はぁ…ったく、今頃かよ気づくの』
貴「…＿＿＿＿…ごめんなさい…。」
貴「自分が邪魔者って気づかなくて、なんか…、。自分の強さ考える前に助けたいって思ってちゃって…っ。。」
蝉『わかったから…、わかったからもう泣くな』
貴「ごめんなさい…＿＿っ、。」
でも止めようとすればするほど、涙が、。
なんの涙なのか自分でもわかんない
蝉『帰るぞ、。』
貴「…＿＿＿、はい。」
そう言うとナイフを口で加えて私を立たせてくれた、。
ﾄﾞｷｯ
なんなの、この気持ち…、。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 272人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みか(プロフ) - 涼介 LOVEさん» 嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年12月12日 21時) (
レス) id: b09423f726 (このIDを非表示/違反報告)
涼介 LOVE - すごく、面白いです！更新がんばってください！ (2017年12月11日 18時) (レス) id: 02a220691a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みか | 作成日時：2017年10月9日 19時
