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お姉ちゃん…！お姉ちゃん…！
微かに聞こえる侑李の声、
それを辿ってもがいて一生懸命暗闇を走った。
1点の黄色い光。そこに向かって、。
貴「…_____、眩し」
侑「お姉ちゃん！」
貴「侑李…_____」
侑「お姉ちゃん…っ。お姉ちゃん…」
侑李は涙をぽたぽた流しながら私に抱きついた。
そうだ、私意識失ってたんだ、
だんだん記憶が蘇ったきたけど、
貴「ここ…____、どこ」
侑「ここはね、蝉さんのお家…。助けてくれたの…！お姉ちゃんのこと」
貴「…_____っ、蝉さん」
蝉『起きたならとっととこれ食え』
そう言って目の前に置かれたお粥。
でも、その前にって思って立ち上がろうとしたけれど、
貴「きゃあ…っ！」
蝉『…ｯ！おい、何してんだよ』
貴「ご、めんなさい。あのお礼と思って、」
立てなかった。足が…、立ってくれない、
蝉『ほら、礼なんていいから食え』
貴「でも、…、私お腹空いてない」
蝉『は？何も食ってねーんだろ？』
貴「そうなんですけど…、なんか食べるの怖くて」
侑「お姉ちゃん！食べなきゃ死んじゃうよ、。」
侑李の心配そうな目が私を見つめた、
真っ赤に腫らした目、きっとすごい心配してくれてたんだ。
貴「侑李…、心配かけちゃってごめんね、。」
侑「ん。心配だった…、。すんごく、」
そう言って1滴涙を垂らした。
蝉『ったく、食わせてやるからこっち向け』
貴「へ！？」
蝉さんはイラついてる様子で私の顔をｸﾞｯと蝉さんの方へと向けられた、
その途端口いっぱいに詰められたお粥、
貴「んん…。」
私は一生懸命飲み込んだ、。
あ、久しぶりだ、この感じ、
そう思うとだんだんお腹も空いてきて。
蝉さんはそれに気づいたのか私にスプーンを渡した。
貴「いただきます…」
蝉『ん。』
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みか(プロフ) - 涼介 LOVEさん» 嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年12月12日 21時) (
レス) id: b09423f726 (このIDを非表示/違反報告)
涼介 LOVE - すごく、面白いです！更新がんばってください！ (2017年12月11日 18時) (レス) id: 02a220691a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みか | 作成日時：2017年10月9日 19時
