◎ ページ17
蝉side
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
インターホンが鳴り響くけど動こうとしない、。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
うるせぇな…。
『出ねーの？』そう聞こうとしたけど、あきらかに怯えてる様子、
糞ガキもその姿を見て感づいたように何かを考え始めた。
蝉『うるせーんだけど…。』
ずーっと鳴り響くインターホン。
俺が声をかけるとﾋﾞｸｯと反応して泣きそうな目で体を震わせている、
なんだよ、見てないのに、そんなにやばいのか？
侑「お姉ちゃん…、。ごめん。僕の不注意だよ、。僕がでる。」
貴「…_____ｯ！だめ！お姉ちゃんが出るから」
侑「でも、！」
貴「大丈夫だから…！」
女はゆっくりと立ち上がりドアの前までゆっくり歩いていった。
そんなやばい奴なのか…？
まぁどうせ一般人だろ？
震わせた体で、弱々しくｶﾞﾁｬﾝとドアを開けた瞬間ﾊﾞﾝｯ！と大きな音と同時にｶﾞﾀﾝｯと女はドアの前で倒れ込んだ。
殴られたのか！？
侑「お姉ちゃん…____ｯ！！」
『侑李…ｯ！あんた何してんの！？』
『いい加減にしろ！』
その後覆い被さるように、2人の怒鳴り声が響いた。
こいつらの親か？
なんとなく全てを察した。
その女と男は糞ガキの手首を思いっきり引っ張った。
『帰るわよ…！！！！』
貴「まっ…ｯて…、侑李はわるくな…ぃ…。」
『お前の処罰は後で考える。今後一切家から出さないようにする。いいな？、分かったか』
貴「侑李には！…____なにもしないでぇ…。」
侑「お姉ちゃん…！」
ｶﾞﾀﾝｯ
その男はもう1度殴ろうとしたけど、さすがにこれ以上この女が殴られたら意識失うよな…。？
だから俺はナイフを思いっきり男の手に投げつけた。
『…_____ｸ ｯ！？！？…、だれだ。てめぇ…』
蝉『あ…？』
貴「だめ…ｯ。蝉さ、…んｯ。」
侑「やめてぇ！お兄ちゃんにまで手ださないで！」
糞ガキは泣きながら叫んだ、
別に守ってもらわなくても大丈夫なのに、
馬鹿じゃねーの…。
男はナイフを手から思いっきり抜き地面に叩きつけて家から出ていった。
・
・
俺の目の前で女は泣いている。
殴られたお腹を抑えながら、
蝉『…_______ﾁｯ。めんどくせーな』
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みか(プロフ) - 涼介 LOVEさん» 嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年12月12日 21時) (
レス) id: b09423f726 (このIDを非表示/違反報告)
涼介 LOVE - すごく、面白いです！更新がんばってください！ (2017年12月11日 18時) (レス) id: 02a220691a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みか | 作成日時：2017年10月9日 19時
