僕らのお姫様18

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橙side






「…嫉妬かあ、…」




赤「…え、何、急に」




ボソリ呟いた一言が聞こえたらしく奇妙な物でも見るような目で見てきた




(…失礼にも程があるわ)






「…聞くなんて趣味悪いな」




赤「聞きたくて聞いたわけちゃうわ！



…で、？流星の事か？」




深堀りされたくないからふざけてみたら核心に迫られて多少狼狽える




でも直ぐ笑顔を作り「何の事？」と知らないふりをした





赤「…へー、しらばっくれるんやあ…。楽屋に居るときの照史、流星ばっか見とるのにい？





…そ・れ・に。神ちゃんと居るときは特に、顔、死んでんで？」





ニタニタした笑みを向けられて思わず手が出そうになった




…いっちばんめんどくさいやつにバレるとか最悪やわ



こっそり溜め息をついた

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