君 と な ら 。

デ ー ト （ 1 ） ページ4

( Blue )







『流星、用意出来た〜?』


｢できた!!｣




ふふ、今日はなっ、




望とデートします!!!!!!!




ファンにバレてまうから、ずっとデートはお家だけやってん。



やから、楽しみにしててん、!!





｢望、そういえばどこ行くん?｣




『ん〜??』



｢どこ行くん?｣





『ああ、ショッピングモール…とか?』




｢…え、決まってへんの??｣




『流星が決めてや。』






望となら、どこでもええとか、言うたら怒るかな…




｢温泉、｣




『温泉、て泊まり??』







｢…あかんの?｣






望とデート、今日と明日オフやから日帰りなんか嫌や。





『ええよ、じゃ温泉行こうや』





｢おんっ｣





2人で外を歩く




…手、繋ぎたい。




ほら、お家とかではぎゅーとかできるけど…





ちょいちょい と、手を繋ごうとしても、





『今日、ええ天気やなぁ』








…気づいてへん





｢…そ、やなぁ｣





手、繋ぎたいけど…そんなこと言うたら我儘やんな…





『幸せやなぁ』




すると、ぎゅ と繋がれた手





｢!?｣





望の顔を見ると、顔は真っ赤やった





『…手、繋ぎたかったんやろ?』




…気づいとったの?



｢うう、望のあほぉ｣




『え、(笑)』




｢すぐ繋いでやぁ!!｣





『しゅんてしとる流星可愛かったんやもん』




うーわ、望最低や。




｢…ふん、｣




『あ、怒ったんや』





「望なんてもう知らん｣





『わかった、じゃあ今日の夜は短いなぁ』




｢…嫌や｣




『ふふ、』



｢許すもん…｣




『はいはい、(笑)』





すると温泉旅館に着いた




｢おっき…｣



『ふふ、行こ』




そう望が言い、俺も一緒に歩いた





ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ



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