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本当なら騒ぎにはしたくない。
でも走れないし、頼るような人もいない。
「…」
男子「…叫ばないんだ」
「まだ慈悲があるのよ。叫んでもいいけれど」
腕を引いてもびくともしない。
この人は一体何がしたいのだろう。
男子「そんなに触られたくない？…もしかして、伊沢に惚れてるとか？」
「はぁ？バカなこと言わないで。私は誰も好きになんてならないわ」
男子「そんなこと言っちゃって、どうせ絆されたんだろ。顔もいいしな。…でも、顔なら俺も負けてなくね？榛原のこと、前から可愛いと思ってたんだよね」
彼の話。
でも私は本当にそんなつもりはないしこれからだってそうだ。
男子「…それとも、身体で絆されちゃった？」
「ッ、貴方ね＿」
思わず大声が出そうになったところで、私の前に人影が現れた。
まただ。
また、そうやって奇妙なところで現れる。
「誰が何だって？」
男子「伊沢、お前なんで、」
「たまたまだよ。ちょうど買い物があったから」
男子「やっぱりお前らデキてんじゃ、」
「人くらい助けるだろ。それともお前は、知り合いがやられて見捨てるわけ？」
伊沢がそこまで言うと、彼は走って去っていった。
全く、つくづくタイミングのいい男だ。
この世界の神にでも媚を売っているのか。
「…感謝するわ」
「ん、どういたしまして」
帰ろうとしたけど、さっきのようなことがあったからと彼は家まで着いてくる気らしい。
ここは無下にはできないと並んで歩く。
飄々とした顔をしているけど、彼は一体何なのだろう。
「…それにしても貴方、本当に通りかかっただけなの？」
「それ以外に理由ある？…まさかストーカーだと思われてる⁈」
「そ、そんなこと言ってないじゃない」
彼は何の気無しに言った。
…私の疑いすぎ、なのかもしれない。
そう見てみれば、彼は結構な恩人だ。
「…ごめんなさい」
「え？なにが？」
…彼に近づけば彼は気付く。
どうやってこの棘をとってしまおうか。
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やまうみ。(プロフ) - せなさん» コメント気づかなくてすみません！！！本当にすみません、コメント、リクエストありがとうございます！実生活が忙しくここまで返信もが遅れているのにも関わらず実現も遅くなるかと思いますが、やらせていただきたいと思います！ (2022年11月3日 23時) (
レス) id: df4c29ea6c (このIDを非表示/違反報告)
せな - リクエストって大丈夫でしょうか…？fkrさんで初キスっていうシチュエーションお願いします。できたらで大丈夫です (2022年10月8日 0時) (レス) id: d640880a42 (このIDを非表示/違反報告)
やまうみ。(プロフ) - やまねこさん» わかりました！！ありがとうございます！ (2022年6月14日 18時) (レス) id: df4c29ea6c (このIDを非表示/違反報告)
やまねこ(プロフ) - 内容の指定はありません。 (2022年6月8日 19時) (レス) id: 95202aa62a (このIDを非表示/違反報告)
やまうみ。(プロフ) - やまねこさん» こんにちは！返信遅れてすみません。コメントありがとうございます！書けますが内容の指定はございますか？内容指定の有無のコメントがあると嬉しいです、よろしくお願いします！！ (2022年6月8日 17時) (レス) id: df4c29ea6c (このIDを非表示/違反報告)
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