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会社内だとやりにくいだろうというこじつけで、私は人が沢山いる広場に呼び出した。
ここなら痴話喧嘩やら普通の喧嘩やらなんか毎日のようにあるし、逆に人目につかない。
「…証拠は？」
「はい」
音声を聴かせると、勝ち誇ったように彼女は笑って私に指輪を返した。
名前の印字もそのまんまだし、誤ってつけた傷も変わらない。
「…なーんてね」
「…は？」
「知ってるよ？あなたが新人の〇〇くんを狙ってることも、社長に取り入るために必死に媚び売ってることも、ついでに私の旦那も狙ってて…ああ、広報課の〇〇さんも狙ってたよね」
「…はっ、だから何？指輪返してもらったからっていい気になるんじゃ無いわよ」
その言葉を待っていた。
つくづく馬鹿な子。
「皆さーん、出ていていいですよ〜！」
様々なところからひょっこり出てきて、帽子や眼鏡を外す彼ら。
今日暇だった社員を総動員してここに呼び出した。
私は結構信用されてたから、ほとんどの方々を集めることができた。
勿論、正資くんも一緒。
社長「はは、キミってそう言うことをするんだね」
女性社員「人の旦那さん取るために離婚させるなんて…」
男性社員「指輪奪って返さないとか、人間のやることじゃ無いよな」
大掛かりすぎて泣いちゃうかもと思ったが、やけにプライドの高い彼女は走って去って行った。
後日すんなり退職するだろうな。
「一件落着だね」
全員が帰った後正資くんに呼びかけると、彼はにっこり笑って「そうだね」と返してくれた。
「…改めて、指輪落としちゃってごめんなさい。これからは無くさないように凄く気をつけるから…」
「いいよ、指輪は。…寧ろ、そんなに大切に思っててくれて嬉しい」
「当たり前でしょ。…正資くんのことは、ずっと好きでいるから」
そういうと、彼は私を抱きしめた。
外だからやめて欲しかったけど、そんなことを言える雰囲気では無いし、嫌ではなかったから口をつぐんだ。
「…約束して。もう指輪落としたりしないって」
「…ごめんね？約束するよ」
彼と小指を絡めて約束する。
そう、私たちの全てはこの小指の先から始まった。
薬指を繋ぐそれを、無くさないと小指に誓った。
＊
内容多いくせにぺらっぺらですみません…！！！
修正加筆改題書き直しコメント文句あればコメント欄までお願いします！
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やまうみ。(プロフ) - せなさん» コメント気づかなくてすみません！！！本当にすみません、コメント、リクエストありがとうございます！実生活が忙しくここまで返信もが遅れているのにも関わらず実現も遅くなるかと思いますが、やらせていただきたいと思います！ (2022年11月3日 23時) (
レス) id: df4c29ea6c (このIDを非表示/違反報告)
せな - リクエストって大丈夫でしょうか…？fkrさんで初キスっていうシチュエーションお願いします。できたらで大丈夫です (2022年10月8日 0時) (レス) id: d640880a42 (このIDを非表示/違反報告)
やまうみ。(プロフ) - やまねこさん» わかりました！！ありがとうございます！ (2022年6月14日 18時) (レス) id: df4c29ea6c (このIDを非表示/違反報告)
やまねこ(プロフ) - 内容の指定はありません。 (2022年6月8日 19時) (レス) id: 95202aa62a (このIDを非表示/違反報告)
やまうみ。(プロフ) - やまねこさん» こんにちは！返信遅れてすみません。コメントありがとうございます！書けますが内容の指定はございますか？内容指定の有無のコメントがあると嬉しいです、よろしくお願いします！！ (2022年6月8日 17時) (レス) id: df4c29ea6c (このIDを非表示/違反報告)
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