秘密を共に～Our Secret～ (ページ22)

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Secret21 ページ22

悲鳴を聞いてみんなが来た

望「どしたんや!!!」

驚いて壁の隅へ行った私は、震えた指で箱を指した

淳太「な、なんやこの写真!?」

大毅「全部Aの写真や」

智洋「まさか、ストーカー」

望「A、いつからなん？」

貴方「一ヶ月前から」

智洋「なんで相談してくれんかったんや!!!」

智兄が怒った

貴方「それは、みんなに迷惑かけたくなくて………」

望は溜め息を吐く

望「いつもやな、そうやって迷惑かけたくないって言って自分だけで背負いこんで」

流星「あの時の約束、破る気なん?」

あのときの約束、それは一人で背負い込まずに誰かに相談すること

あの時の話は、また今度しよう

大毅「そんなに俺らは頼りないん？」

私は顔を横に振る

崇裕「それなら、これからはちゃんと相談してくれるな？」

貴方「うん」

照史「じゃあ、話してもらうな」

私は、一ヶ月前から盗撮にあっていること

そして、不気味な手紙のことも話した

流星「そんなことが……」

智洋「ゴメンな、気づいてやれなくて」

崇裕「淳太くん、どうする?」

淳太「多分、A一人じゃ危ない気がするわ。せやけん、Aは必ず誰かと一緒におること」

貴方「うん」

大毅「A、顔色悪いけん部屋戻っとき」

私は、部屋に戻った