赤司くんの【元】彼女は烏野高校にいます

17話 ページ21

その出会いをきっかけに

私とさつきと大輝は仲が良くなっていって

休憩時間もよく話をするようになっていきました

そしていじめの件から少したった頃

桃井｢ねぇ 妃は部活入ってないんだよね?｣

私｢うん 入ってないよ｣

桃井｢じゃあさ じゃあさ｣

『一緒にバスケ部のマネージャーになろ!』

その言葉がきっかけで

私はバスケ部のマネージャーになりました



それから時間がすぎるのは早く

バスケ部のマネージャーになって

一年半ぐらいたった頃

全中という大きな大会がありました

私達はその大会の優勝を目指して

頑張っていたのですが

バスケ部の監督が病気で倒れ

メンバーの歯車が合わなくなっていったんです

その中でも1番ショックを受けていたのは

青峰くんでした

青峰くんは監督が倒れたのにもショックを受けてましたが

他にも

バスケの才能が開花したんです

本当は

強くなったから喜ぶのですが

彼は強すぎてしまったんです

自分が本気を出して試合 バスケをすることで

相手がやる気をなくす

そう思ったのかしりませんが

バスケを本気でしなくなり情熱も無くなり

練習をサボるようになっていきました

私はさつきと青峰くんの相棒だった黒子くんと

青峰くんを連れ戻そうと

必死になって呼び止めました

でも

彼の心に私たちの声は

何一つ響かなかったんです



そして

青峰くんと同じ時期に

紫原くんと緑間くんの才能が開花しました

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