【WT】もう1人のA級ソロ隊員の噺 (ページ7)

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1ー6 side三雲ページ7

皇が帰った後、玉狛第二の隊員たちはB級ランク戦の作戦会議をしていた

三雲「じゃあ、今日の作戦会議はこんな感じで。まだ詰められると思うからその時は連絡する」

空閑「りょうかい！」

雨取「了解！」

宇佐美「りょーかいした！」

今日のところは話がまとまったので三雲はホッとしていた

雨取「あの、栞さん。聞きたいことがあるんですけど...」

宇佐美「どーしたの千佳ちゃん？遠慮なく何でも言ってごらん」

雨取は何やら言いづらそうにしていたが、意を決した

雨取「あっ、あの...皇さんは..どうして1年もここに来なかったんですか？」

部屋を出ようとしていた三雲と空閑は思わず足を止めて振り返る

雨取の突拍子もない発言に、宇佐美はほんの少しだけ面食らったようだったがすぐに持ち直した

宇佐美「あぁ〜そういえばA言わないで帰っちゃったもんね」

雨取「えっと...もしかして聞かなかった方がよかったですか？」

宇佐美「いーや。そんなことないよ。仲間なら知っておかなくちゃいけないことだしね。Aも気にしないと思うよ」

空閑「おれも聞きたいな」

三雲「僕も気になってました」

宇佐美「うん、わかった。じゃあ話すね」

そう言ってから、宇佐美は少し呼吸を整えてから口を開いた