明日も空は青く綺麗で[きっくん]

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軽く作ってあげたんだけど。

じーっとラーメン見てるA。
麺が伸びる。

「食べれない…?」

『あ、ごめん、いただきます…ｯ!!』

パチンと手を合わせて食べ始める。
1口食べてから、美味しいって言って食べてくれて。
すげぇ嬉しくなる。


まぁ時間が遅いって事もあって、量を少なくしたからか、ペロリと食べ終わって。
ごちそうさまでした、と手を合わせて。

俺の方を見て、美味しかった、ありがとう、と言って笑ってくれる。

作ったかいがあります。

「そっか」
嬉しくて少し笑う。

その顔をじっとAに疑問を持つ。

「え、何…?」
何か付いてるかな、と思うと、Aは俺の顔を見たまま

『良く見るときっくんって綺麗な顔してるんだね』
と。

「ぁああったり前でしょ!!俺はこの千年に一度にしか生まれないと言われる程の美青年だからな!!!!あ、もしかして惚れちゃった?」

いきなりの事で驚きと恥ずかしさを隠せず、ふざけて誤魔化す。

Aは、ふふっと笑って
『どうだろ。…惚れたかも』

「んな…ｯ」

顔がみるみる熱くなっていく。

駄目だ駄目だ。
Aはまだ純粋なだけであって、気があるわけではないから!!!!
と、変な理由で自分を落ち着かせる。

「あーもう!!Aはもう寝なさい!!大人をからかうな!!!!」
赤い顔を隠しながら、慌てた口調で言う。

『…む。私、一応もう少しで19なんですけど』

「え」

『もう少しで立派な大人です』

「ごめんなさい」

『よろしい』

39→←ごめんなさい宣伝です

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