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あ「お、よぉ。こーすけ久しぶり」
こ「あろまさんじゃないすか!!!!久しぶりです!!!!」
「颯太〜〜!!!!準備出来たか〜!?」
[え、あ、うん!!!!]
バタバタと走って来る颯太。
怪我しそう。
「コイツがこーすけ!!!!お前の仲間になる!!!!」
[えと、よろしくお願いします…ッ!!]
こ「おー!!!!wそんな固くなるなってw
妹ちゃんに挨拶したか?」
[あ!!!!そうだ!!!!]
Aー!!!!、と大きな声で叫ぶ颯太。
『お、兄ちゃ、分かった、分かったから…ッw』
多分凄い力で抱きしめられてると思う。
A凄い苦しそう(他人事)
[体に気をつけろよ!!!!]
『お兄ちゃんもね』
[何かあったら言えよ!!!!]
『お兄ちゃんもね』
[それと…]
『私は大丈夫だから!!!!どうせ近いし会えるでしょ!!!!』
[うぅ…そうだけど…]
立場逆じゃない?
姉と弟みたいだよ?
『じゃあ元気でね!!!!』
[…うん!!!!]
颯太はさっきまでの悲しそうな顔ではなく、晴れ晴れとした笑顔だった。
そのまま、こーすけと一緒に俺の家から出ていった。
あ「まぁとりあえず、一件落着?」
F「じゃない?」
え「良かったね〜」
『…うん、良かった!!』
気だるい声が響く。
俺も安堵の息を吐く。
正直疲れた。
今日が一番疲れたぞ?
F「今日の動画はため撮りの上げるかぁ」
あ「そうだな」
え「きっくん、明日は絶対撮るぞ」
「はいはい」
F「じゃあ俺動画上げなきゃ。じゃあね」
あ「俺も帰るわ。今日頼んでたカメラ届くんだよな」
え「俺も眠いし帰る。また明日ね」
「おう!!!!またな〜!!!!」
ガタン、と音を鳴らして扉が閉まる。
一気に静まり返る部屋の中。
何するか、と考えていると、Aが抱き着いてくる。
…んん!?
「えっ、何、どうした!?」
『なんか、安心、したんだけど…ッ、お兄ちゃ、いないし、何か分かんないけど、止まんないの…ッ』
ごめんなさい、と掠れた声が聞こえて。
見るとボロボロと涙が溢れていて。
やっぱり、小さい時から一緒にいたからか、別れが辛いっていうのと。
同時に、父親の事のストレスもあるんだろう。
「………大丈夫だよ。泣きたい時は泣きな」
俺は割れ物を扱うように優しく、Aを抱きしめた。
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ふらっち(プロフ) - うずらさん» 両思いやんクソうれぴよ。ピブー( ˇωˇ ) (2017年7月10日 19時) (レス) id: 73f6e2f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
うずら(プロフ) - ふらっちさん» 両思いだ(´・ω・`)やった(´・ω・`)(謎のテンション) (2017年7月10日 18時) (レス) id: 6e3abf552a (このIDを非表示/違反報告)
ふらっち(プロフ) - うずらさん» ありがとうございます…( ˇωˇ )お友達なりましょ…??( ˇωˇ )好きです…( ˇωˇ ) (2017年7月10日 15時) (レス) id: 73f6e2f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
うずら(プロフ) - めっさ面白い……(´・ω・`)作者さんとお友達になりたい(´・ω・`)すき(´・ω・`) (2017年7月10日 9時) (レス) id: 6e3abf552a (このIDを非表示/違反報告)
ふらっち(プロフ) - なーやさん» 読んで下さったんですか!?ありがとうございます…!!更新頑張りますね!! (2017年3月27日 16時) (レス) id: 73f6e2f7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふらっち | 作成日時:2017年3月22日 18時