明日も空は青く綺麗で[きっくん]

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注意!!!!

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簡単な物だけど良いかな。
ハンバーグ、食べれるかな…?

お兄ちゃんは私の作るハンバーグ大好きだって言うけど。

とりあえず聞いてみよう。

『キヨ、ハンバーグ食べれるー?』

キ「野菜以外なら何でも食うぞー!!!!」

キヨらしい。

了解、と行ってから、少し玉ねぎを細かくして入れる。
少しは食べなきゃね!!!!




『キヨー、出来たよー…あれ?キヨ…?』

リビングに戻ると、キヨはいなかった。
さっきハンバーグ大丈夫か聞きに来た時はいたんだけど…。

どこいったんだろ…?


『わ!?』

キ「ねぇA、俺ハンバーグよりさ。


Aが食べたいな」

低い声が耳元でする。
振り返ろうとすると、ふわっと体が浮く。

まさか、ね。
嫌だ、私にはきっくんがいる。
きっくんが良い。

キヨは、嫌だ。

『キヨ?ねぇ離して、…ｯ、ねぇ!!!!』


連れてこられたのは、予想通り寝室。

私が料理している時に、部屋を歩き回ってここを見つけたんだろう。

『ね、やだ…ｯ、キヨ…ｯ!!』

態勢がキツくて、叩いても力が入らず無意味。

怖い、

助けて


そんな思いは届かなくて



ベッドに放り投げられる。

ぎぃ、と鈍い音が響く。



『き、キヨ、私には彼氏、いるから…ｯ』

キ「知ってるけど?きっくんでしょ?」


知ってるなら何で。
やめて、来ないで。


強引に口を塞がれる。

離れて、嫌だ、という気持ちを込め、キヨの胸板を叩く。
頭を押さえつけられ、逃げられない状態。


キ「大丈夫だよ?痛くしないし、な?」

また低い声が耳元で聞こえる。


きっくんじゃない、他の。
私の好きな人じゃない、キヨの。


『やだ…ｯ、きっく、お兄ちゃ…ｯ』


そう言いかけた時。



[キヨ!!!!やめろ!!!!]


キ「……ﾁｯ」

『おにぃ、ちゃ』




そこで私の意識は途切れた。

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