明日も空は青く綺麗で[きっくん]

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今回、意味が分かれば最後の当たり注意です。
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『わざわざありがとう。本当に私一人で大丈夫なのに』

キ「いやいやwA可愛いし何かあったら大変だろ?フジが泣くわw」

『えー、可愛くないし。お兄ちゃんは心配症だけど、キヨもそうなのかもねw』

ふふ、と笑いながら歩くA。

この子がきっくんの、ねぇ…。


キ「てか俺、腹減ったなー!!!!」

腹なんて減ってない。
目的は

『あ、なんか作ろうか?少し時間かかるけど、うち来る?』

これだよ。

いやぁ、彼氏さんいるのにこの無防備ったら無いよね。

キ「マジ?ラッキー!!!!」

やっぱり、早く済ませないとね。
きっくんがそんな狼って感じしないし、今は入院中だし。
ほんとベストタイミングで惚れたよな俺。

『着いたよー』

鍵を開けて、扉を開けるA。
ふわりと女子って感じのにおいがする。

キ「お邪魔しまーす!!!!」

『ふふ、どうぞー。ちょっと待っててね』

適当に座ってて、と言われ、素直にリビングらしき場所へ。
きちんと整頓されていて、綺麗。

そんな中、目に付いたのが。

キ「…写真」
ボソッと呟く。

それは、Aときっくんのツーショット写真。楽しそうに笑っていて、幸せそうな。


俺はその写真を手に取り、きっくんの顔の部分を隠してから静かに、聞こえないように呟く。



キ「きっくん、俺がAの初めて、貰うから」

ニヤリと笑ってから、写真を元に戻した。

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