決意 ページ7
『未来変えちゃっても、いいんですね？』
｢ああ｣
『私の思い通りに丸ごと変えちゃってもいいんですね？』
｢うん｣
そうか、それなら…変えてやろうじゃん。
私が一番望んでいる未来に。
バットエンドじゃなく、ハッピーエンドに。
私が飛び込んで変えてやろうじゃないの！
『よーし！やる事決まった！！神様私頑張るよ！！』
私の決意を確認したのか、神様はにやりと笑った。
｢気が決まった様なら何よりだ。じゃあ俺からプレゼントをやろう｣
神様はそう言うと、人差し指を私に向けて、ぴっと空中に線を引くように指を滑らせた。
『…今何を？』
｢無敵加護と、あとは要らねえと思うが二つ名みてえなものを｣
『二つ名要らねえ…』
｢文句言うな、一応加護付き｣
『あざっす。所でどんな？』
尋ねると、神様は少し得意気に話してくれた。
｢お前は月下美人って花は知ってるか？｣
月下美人。確かテレビで聞いた事がある。
夜に咲き始め明け方には萎んでしまう。一年に一度、夜にしか咲かない美しい花…だった気がする。
『その月下美人が何だって言うんです？』
｢その名の通りさ。お前がその世界で一年に一度の珍しいもんになってやれ｣
『あの、ますます意味分かんない。というかどんな加護？』
｢それは行ってからのお楽しみ｣
神様がそう呟くと、視界がぐらりと歪む。
え、もう行かなきゃなんないの？！
十分な説明聞いてないのに！？
｢安心しろ、加護付いてんだからひ弱なお前でも大丈夫だ。腕もちぎれねぇよ｣
すっげぇ物騒な事言ってるしー！！信用出来ねー！
｢まあ、せいぜい楽しんで来いよ。A｣
神様がそう言い、軽く私に向けて手を振ると、私の意識はまたもブラックアウトした。
あれ、つか名前言ったっけ、私。
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ゆず招き猫(プロフ) - なつさん» はい！頑張らせて頂きます！今後もどうぞお楽しみに！ (2019年2月5日 22時) (
レス) id: 58755f093a (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - ゆず招き猫さん» いえ！更新頑張って下さいね！楽しみにしてます (2019年2月5日 22時) (レス) id: 31f489252f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず招き猫(プロフ) - なつさん» ぎゃ、マジですか。わざわざすみません…訂正しようと思います、ありがとうございます (2019年2月5日 22時) (レス) id: 58755f093a (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 設定に書いてある八方美人ってあんまり褒め言葉ではないような気がします............. (2019年2月5日 22時) (レス) id: 31f489252f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず招き猫 | 作成日時：2019年1月27日 18時
